Spectre x360 13(2017年旧モデル/2018年10月モデル)の比較
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Spectre x360 13(旧モデル→2017年11月モデル)と(2018年10月モデル)はいずれも液晶を360度回転させて、ノートPC/スタンド/テント/タブレットの4つのスタイルで使える2-in-1ノートPC。どちらも13.3インチ液晶を搭載しています。
(写真はSpectre x360 13(2018年10月モデル))
モデル名からわかるとおり、Spectre x360 13(旧モデル)の後継モデルがSpectre x360 13(2018年10月モデル)です。
ここでは、Spectre x360 13(旧モデル)とSpectre x360 13(2018年10月モデル)の主なスペックを比較し、主な違いについて考察しています。
→参考:Spectre X360 13(旧モデル)レビュー
→参考:Spectre X360 13(2018年10月モデル)レビュー
Spectre x360 13(2019年モデル)レビュー
*2019/12追記:後継モデルとしてSpectre x360 13(2019年モデル)が発売されました。スタイリッシュなデザインは踏襲しつつ、ボディがよりコンパクトになったほか、第10世代インテルCoreプロセッサを搭載するなどスペックも強化されています。Spectre x360 13(2019年モデル)の詳細情報および旧モデルとの比較については、Spectre x360 13(2019年モデル)レビューを参照してください。
比較
Spectre x360 13(旧モデル)とSpectre x360 13(2018年10月モデル)の主なスペックを比較してみました。
機種名 | Spectre x360 13-ae000(旧モデル) |
Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル) |
カラーリング | アッシュブラック/ナチュラルシルバー | アッシュブラック/ポセイドンブルー |
液晶 | 13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) プライバシーモード機能オプション/ 13.3インチ・4K・IPSタッチディスプレイ (3840×2160) |
13.3インチ・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) プライバシーモード機能オプション/ 13.3インチ・4K・IPSタッチディスプレイ (3840×2160) |
CPU | インテル Core i5-8250U/ インテル Core i7-8550U |
インテル Core i5-8265U/ インテル Core i7-8565U |
メモリ | 8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) / 16GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM) |
8GB オンボード (2400MHz,DDR4 SDRAM) / 16GB オンボード (2400Hz,DDR4 SDRAM) |
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2)/ 1TB SSD (PCIe NVMe M.2) |
|
光学ドライブ | - | |
グラフィックス | インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) | インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) |
カメラ防止スイッチ | - | ○ |
端子類 | USB3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 )、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | USB3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応)、 USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 )、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
最大バッテリ駆動時間 | 約16時間45分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約10時間(4Kパネル搭載モデル) |
約22時間30分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約12時間45分(4Kパネル搭載モデル) |
寸法 | 約 307×219×13.6(最薄部) - 15.5(最厚部)mm | 約 308×217×14.3(最薄部) - 16.0(最厚部)mm |
重量 | 約1.29kg(公称値) | 約1.32kg(公称値) |
最小構成価格 (税別) |
134,800円 | 139,800円 |
(*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください)
カラーリング
アッシュブラックは共通ですが、旧モデルはアッシュブラックに加えてナチュラルシルバー、2018年10月モデルはポセイドンブルーのカラーリングが用意されています。旧モデルのナチュラルシルバー。
こちらは2018年10月モデル。手前がポセイドンブルーです。
プロセッサ
Spectre x360 13(2018年10月モデル)では最新の第8世代インテルCorei5/i7プロセッサを搭載できます。CPU | 第8世代インテル Core i5-8250U (旧モデル) |
第8世代インテル Core i5-8265U | 第8世代インテル Core i7-8550U (旧モデル) |
第8世代インテル Core i7-8565U |
コアの数 | 4 | 4 | 4 | 4 |
スレッドの数 | 8 | 8 | 8 | 8 |
プロセッサー・ベース動作周波数 | 1.60GHz | 1.60GHz | 1.80GHz | 1.80GHz |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 3.40GHz | 3.90GHz | 4.00GHz | 4.60GHz |
キャッシュ | 6MB | 6MB | 8MB | 8MB |
新旧モデルに搭載されているプロセッサの詳細を比較すると上の表のとおり。
デザイン
デザインは大きく変わっています。最大の違いは、2018年10月モデルでは、側面部と背面部の交わる部分が斜めにカットされている点。
右側面部と背面部が交わる部分にはUSB Type-C端子。
左側面部と背面部が交わる部分には電源ボタン。
液晶を開くと、カットされている部分がよくわかります。
こちらは旧モデル。斜めにはカットされていないのがわかります。
左が旧モデル、右が2018年10月モデルです。
スピーカーグリル部分のデザインも異なります。
こちらは旧モデル。
こちらは2018年10月モデル。幾何学模様になっており、より繊細な仕上がりです。
バッテリ駆動時間
機種名 | Spectre x360 13-ae000(旧モデル) |
Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル) |
最大バッテリ駆動時間 | 約16時間45分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約10時間(4Kパネル搭載モデル) |
約22時間30分(フルHDパネル搭載モデル)/ 約12時間45分(4Kパネル搭載モデル) |
2018年10月モデルではバッテリ駆動時間が延びています。
フルHDパネル搭載モデル:プラス約5時間45分
4Kパネル搭載モデル:プラス約2時間45分
Spectre x360 13は外に持ち出すことが多いので、バッテリ駆動時間が延長されているのはうれしいですね。
カメラ防止スイッチ
2018年10月モデルには、Webカメラを物理的に利用できなくするスイッチが搭載されており、ハッキングによる被害を防ぐことができます。USB3.1端子
機種名 | Spectre x360 13-ae000(旧モデル) |
Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル) |
端子類 | ■USB3.1 Gen1 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応) ■USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3 対応、電源オフUSBチャージ機能対応 ) ■ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
■USB3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応) ■USB Type-C 3.1 Gen2 ×2 (Thunderbolt 3、電源オフUSBチャージ機能、Power Delivery3.0対応 ) ■ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 |
旧モデルではUSB 3.1端子はGen1規格ですが、2018年10月モデルではGen2規格対応の端子を搭載しています。
転送速度 | |
USB3.1 Gen1 | 最大5Gbps |
USB3.1 Gen2 | 最大10Gbps |
USB3.1 Gen2はGen1の2倍の転送速度を実現します。USB3.1 Gen2対応のデバイスを使用するのであれば、USB3.1 Gen2規格対応の2018年10月モデルと接続することで、より高速なデータ転送が可能になります。
ボディの大きさ・重量
機種名 | Spectre x360 13-ae000(旧モデル) |
Spectre x360 13-ap0000(2018年10月モデル) |
寸法 | 約 307×219×13.6(最薄部) - 15.5(最厚部)mm | 約 308×217×14.3(最薄部) - 16.0(最厚部)mm |
重量 | 約1.29kg(公称値) | 約1.32kg(公称値) |
ボディの幅と奥行きは同じですが、厚みについては2018年10月モデルの方が最厚部で0.5mmと厚くなっています。また重量も2018年10月モデルの方が30gと重くなっています。
ただし、わずかな違いなので、そんなに気にしなくてもいいレベルだと思います。
指紋認証センサーの位置
旧モデルは右側面部、2018年10月モデルはキーボードの右下に指紋認証センサーが配置されています。ACアダプタ
ACアダプタの形状が変わりました。旧モデルのACアダプタ(画像の上)に比べて、2018年10モデルのACアダプタ(画像の下)はスリム化/軽量化されています。
*ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量
旧モデル→351g
2018年10月モデル→298g
また2018年10月モデルのACアダプタにつながっているケーブルは布のような生地で補強されています。
まとめ
以上、Spectre x360 13の新旧モデルの違いについて解説しました。
個人的には2018年10月モデルではバッテリ駆動時間が延長されているのがいいですね。外に持ち出して使うことが多いと思うので、バッテリ残量を心配するケースが少なくなるのは大歓迎です。
各モデルの特徴については、レビューを参照してください。
Spectre x360 13(旧モデル)レビュー
Spectre x360 13(旧モデル)レビューを参照してください。
Spectre X360 13(2018年10月モデル)レビュー
Spectre X360 13(2018年10月モデル)レビューを参照してください。
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(更新日:2018年12月6日)