Victus 15(AMD)実機レビュー

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Victus 15(AMD)は、よりカジュアルにゲームを楽しめるよう設計されたVictusシリーズのゲーミングノートPCです。コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載しています。

→参考:VictusゲーミングノートPC一覧

Victus 15(AMD)レビュー

【プロモーション/貸出機材提供:株式会社日本HP】

HPゲーミングPCシリーズ 性能 特徴
OMEN
(ハイエンドゲーミング)
 高


圧倒的なパフォーマンスを発揮できるよう設計されたHPのハイエンドゲーミングシリーズ。
VICTUS
(ライトゲーミング)
カジュアルにゲームを楽しむためのゲーミングPC。シンプルなデザインに仕上がっているほか、より手頃な価格でゲームを楽しめるよう設計されています。

HPにはゲーミングPCブランドとして、Victusシリーズのほかに、性能を重視した上位のOMENシリーズが用意されています。OMENとVictusは兄弟ブランドですが、Victusはカジュアルなイメージを重視しており、より手頃な価格でゲームを楽しめるよう設計されています。

Victus 15(AMD)の主な特徴は次のとおりです。

  • コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサ搭載
  • ブルーをベースとしたデザイン
  • ゲームを堪能できるハイスペックな構成(GeForce RTX搭載モデルを選択可能)
  • 15.6インチの非光沢/IPS/144Hzパネルを搭載

ここでは、Victus 15(AMD)の特徴・スペック等について詳しく解説します。

Victus 16(AMD)レビュー

AMD Ryzenプロセッサ搭載の16インチゲーミングノートPC Victus 16(AMD)について解説しています。詳しくはVictus 16(AMD)実機レビューを参照してください。

【参考】HP Victus 15(AMD)動画

HP Victus 15(AMD)に関する動画をYouTubeにアップしています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

【レビュー機のスペック】モデレートモデル
AMD Ryzen 5 5600Hプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/AMD Radeon RX 6500Mグラフィックス
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1)ブルーをベースにしたシンプルなデザイン

Victus 15(AMD)はパフォーマンスブルーのカラーリングを採用。

これまで発売されていたVictus 16がインテルモデル/AMDモデルともホワイトだったのに対し、(上の画像はVictus 16 AMD)

Victus 15ではインテルモデル/AMDモデルともブルーをベースとしたデザインを採用しています。

ブルーの方が精悍な印象を受けます。鮮やかな感じはあまりなく落ち着いた雰囲気。

ゲーミングPCというとブラックカラーのモデルが多いのですが、ブルーを採用することで、ちょっと違っている感を出していますね。

キーボードおよびその周囲、

底面部もブルーを採用。

コスパ重視のため樹脂製ボディを採用していると思うのですが、 野暮ったい感じはあまりないです。

表面はマット調の仕上がりになっており、触るとさらさらしており、べとつきにくいです。

天板部の「V」のロゴには鏡面仕上げが施されています。

液晶パネルの下部にも「V」のロゴが入っています。

天板部の背面部寄りの部分は、少し傾斜しており、中央に「VICTUS」のロゴを配置。

右端には、「DESIGNED AND ENGINEERED BY HP」の文言が入っています。

背面部の通気孔部分は少しゲーミングPCっぽさを感じます。

ただし全体的に奇抜さはほとんどなくシンプルなデザインに仕上がっているので、クリエイティブワークなど仕事に使用しても違和感はないと思います。

2)ゲームを快適に楽しめる構成

Victus 15(AMD)の主なスペックは次のとおり。インテルプロセッサ搭載モデルのVictus 15(インテル)のスペックと比較してみました。

→参考:Victus 15(インテル)実機レビュー

機種名 【参考】
Victus 15-fa(インテル)
Victus 15-fb(AMD)
液晶 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz / 1920×1080 / 250nit) 15.6インチワイド・フルHD非光沢・IPSディスプレイ (144Hz / 1920×1080 / 250nit)
CPU インテルCore i5-12450H プロセッサ AMD Ryzen 5 5600Hプロセッサ
AMD Ryzen 7 5800H プロセッサ
AMD Ryzen 5 7535HSプロセッサ
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB) 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz (最大16GB)
ストレージ 512GB SSD (PCIe Gen4×4 NVMe M.2) 512GB SSD (PCIe Gen3x4 NVMe M.2)
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650 Laptop グラフィックス4GB (GDDR6) AMD Radeon RX 6500M モバイル・グラフィックス4GB(GDDR6)/
NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop グラフィックス/
NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop グラフィックス4GB (GDDR6) /
NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop グラフィックス4GB(GDDR6)
光学ドライブ なし なし
無線LAN IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.3 IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6)、 Bluetooth5.2
バッテリ駆動時間 最大5時間30分 最大7時間 or 最大8時間 or 最大9時間
寸法
(幅x奥行きx高さ)
約 357.9 × 255 × 23.5 mm 約 357.9 × 255 × 23.5 mm
最小重量 約 2.29 kg 約 2.29 kg

CPU

CPUはAMD Ryzen 5 5600H/AMD Ryzen 7 5800Hプロセッサ搭載モデルを選択可能。コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを利用できます。各プロセッサの主な仕様は次のとおり(追記:AMD Ryzen 7000シリーズのAMD Ryzen 5 7535HSプロセッサが追加されました)。

CPU AMD Ryzen 5 5600H AMD Ryzen 5 7535HS AMD Ryzen 7 5800H
コアの数 6 6 8
スレッドの数 12 12 16
基本クロック 3.30GHz 3.30GHz 3.20Hz
最大ブーストクロック 4.20GHz 4.55GHz 4.40GHz
L2キャッシュ 3MB 3MB 4MB
L3キャッシュ 16MB 16MB 16MB

レビュー機はAMD Ryzen 5 5600Hプロセッサを搭載。

メモリ

メモリは16GB搭載モデルを選択できます。8GB×2のデュアルチャネル。32GB以上のオプションは用意されていません。ゲーミングマシンなので、より性能を重視したい人向けに32GB以上のメモリ構成も用意してくれるとよかったんですけどね。しかも、メモリスロットは2基しか搭載していないので、購入後自分で増設することは基本的に不可です。

ストレージ

ストレージは、512GB SSDの構成モデルを選択可能。高速データ転送できるNVMeタイプのSSDを採用しています。

容量の選択肢はなし。512GBしか選べません。

ちなみにレビュー機の使い始めの空き領域は426GBでした。空き領域はマシン構成等によって異なる可能性あるので参考程度にしてください。

グラフィックス

Victus 15(AMD)では、AMD Radeon RX 6500Mグラフィックス/NVIDIA GeForce RTX 2050/3050/3050 Tiグラフィックス搭載モデルを選択できます。

グラフィックス 性能 用途 本モデルで選択可能
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生 ×
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム ×
NVIDIA GeForce GTXシリーズ ゲーム/動画・画像編集 ×
NVIDIA GeForce RTXシリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集

3)パッケージをチェック

Victus 15(AMD)のパッケージ別のスペックは次のとおり。

【AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサ搭載モデル】
モデル名 モデレートモデル モデレートプラスモデル アドバンスモデル
CPU AMD Ryzen 5 5600H AMD Ryzen 7 5800H
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
ストレージ 512GB SSD
グラフィックス AMD Radeon RX 6500M NVIDIA GeForce RTX 3050 NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti
割引価格(税込) 完売 【快適パソコンライフ!】
110,000円~
完売

モデレート/モデレートプラス/アドバンスの3つのモデルが提供されています(追記:モデレート/アドバンスは完売となりました)。

【AMD Ryzen 7000シリーズプロセッサ搭載モデル】
モデル名 モデレートモデルG2
CPU AMD Ryzen 5 7535HS
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-4800MHz
ストレージ 512GB SSD
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2050 Laptop グラフィックス
割引価格(税込) 【快適パソコンライフ!】
105,600円~

(*価格は2024/4/3時点(税込))

モデレートモデルG2が提供されています。

4)パフォーマンスをチェック

Victus 15-fb(AMD)のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。

【Victus 15-fb(AMD)/モデレートモデル】
AMD Ryzen 5 5600Hプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/AMD Radeon RX 6500Mグラフィックス

CINEBENCHでCPUのパフォーマンスを計測。

CPU CINEBENCH R23のCPU(マルチコア)のスコア
インテルCore i7-12800HX 13961pts
インテルCore i7 12700H 10887pts
インテルCore i7 1260P 9651pts
AMD Ryzen 5 5600H(レビュー機搭載) 9530pts
AMD Ryzen7 5825U 8642pts
インテルCore i5 1240P 8374pts
インテルCore i7 1255U 6751 pts
インテルCore i5 1235U 6663pts
AMD Ryzen5 5625U 7058pts
インテルCore i3 1215U 5744pts
*実際に計測した中で最も高いスコアを掲載しています

スコアは上のとおり。

負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。

画質 解像度 スコア 評価
最高品質 1920×1080 11430 すごく快適

負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。

画質 解像度 スコア 評価
最高品質 1920×1080 9158 非常に快適

重い負荷がかかるゲーム「ファイナルファンタジー15」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。

画質 解像度 スコア 評価
標準品質
1920×1080 5677 やや快適
高品質
1920×1080 3821 普通

3DMarkベンチマーク「Fire Strike」のグラフィックススコアは次のとおり。

他のグラフィックスのスコアと比較してみました。

グラフィックス 3DMarkベンチマーク
Fire Strike
グラフィックスのスコア
NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop 25562
NVIDIA GeForce RTX 3070 Laptop 22269
NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop 20184
NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti 12674
NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop 12247
AMD Radeon RX 6500M(レビュー機搭載) 11002
NVIDIA GeForce GTX 1650 8782
NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 6555
NVIDIA GeForce GTX 1050 5627
インテルIris Xeグラフィックス(CPU内蔵タイプ) 4247
*実際に計測した中で最も高いスコアを掲載しています

5)効率的なエアフローを確保

効率的な冷却が可能

Victus 15(AMD)はゲーミングPCのため、負荷がかかると熱が発生しますが、効率的に排熱できる設計になっています。

底面部の半分くらいを通気孔が占めていますね。

背面部全体が通気孔になっています。

底面部のゴム足は高めに設定されており、

底面部と机の間のスペースを確保することで、より多くの冷たい空気を取り込めるようになっています。

ファンの音・排熱についてですが、 負荷が高くないタスクを実行しているときは静か。

ベンチマーク実行時、ファンの回転数が上がり、 風切り音が大きくなります。ちょっと耳障りに感じることはありますが、個人的には、すごくうるさすぎるという印象は受けませんでした。

また、負荷がかかると、背面部・底面部の通気孔部分が少し温かくなりますが、 熱すぎて触れないほどではありませんでした(ぼくが使用した限りにおいての感想です。騒音・熱に関する受け止め方には個人差があると思います。また使用状況/環境等によっても変わってくると思うので、参考程度にしてください)。

6)15インチパネル搭載

Victus 15(AMD)は15.6インチパネルを搭載したノートPC。

縦横比16:10の14インチノート(上の画像の左)、16:10の16インチノート(上の画像の右)と並べてみました(真ん中がレビュー機)。

レビュー機は、排熱設計を重視しておりボディが大きめなのがわかります。またパネルの下辺の外枠が広いため、画面の位置が高くなっていますね。

大きさは約 357.9 × 255 × 23.5 mm(幅x奥行きx高さ)。ゲーミングPCなので、そこそこボディは大きめですが、扱いづらいというイメージはないですね。

厚さも23.5mmあります。性能/排熱重視のゲーミングノートPCなのでちょっと分厚めです。

ゲーミングPCではない16インチノートPCと比べてみました。上の画像の下側がレビュー機です。厚さが全然違いますね。

重量は2.19kg(実測値量)。

一般的な15インチノートPCと比べるとちょっと重めですが、ゲーミングPCであることを考えれば、「すごく重い」という感じはしないですね。

基本は家の中で据え置きタイプとして使用し、外出先でも快適なゲーム環境を楽しみたい場合には、がんばって持ち出す、というイメージでしょうか。

ビジネスバックからの出し入れは結構スムーズ。

がんばって持ち出すときはディパックに入れて背負えばちょっとは楽かもしれません。

7)特徴/使い勝手をチェック

搭載している端子類

Victus 15(AMD)に搭載している端子類は次のとおり。

  • HDMI出力端子 × 1
  • SuperSpeed USB Type-C 5Gbps ×1 (DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
  • SuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)
  • ネットワークポート(RJ45)×1
  • ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
  • SDカードスロット

ゲームをしているときに安定した状態でネットに接続できるよう、ネットワーク端子が搭載されています。

【搭載しているUSB端子の種類と配置場所】
搭載しているUSB端子 最大転送速度 個数/場所
USB Type-A 5 Gbps 1個/右側面部
1個/左側面部
USB Type-C 5 Gbps 1個/右側面部

搭載しているUSB端子は全部で3個。従来からあるType-A端子が2つ、前後の向きのないType-C端子が1つです。

【搭載しているUSB Type-C端子の主な仕様】
USB Type-C 本モデルでの対応 備考
Alt Mode-DisplayPort 外部映像出力可能 Alt mode対応のUSB Type-Cケーブル必要
PowerDelivery対応 受給電可能 × 高速充電可能

Thunderbolt 4

最大40Gbpsで転送可能 × Thunderbolt 4対応機器と接続する必要あり

USB Type-C端子はDisplayPortに対応しているため、外部映像出力に利用することが可能です。

PowerDelivery/Thunderboltには非対応です。

映像出力

Victus 16(AMD)では、映像出力端子として、HDMI端子とUSB Type-C端子が用意されています。

USB Type-C端子経由で24インチモニタに接続してみました。

USB Type-C端子は前後の向きがないので抜き差ししやすいですね。

この状態で、HDMI端子経由で4K TVに接続したところ、3画面同時出力することができました。

4K TVには、4K(3840×2160ドット)の解像度で出力することが可能です。なお4K外部出力する際、リフレッシュレートが30Hzに制限されてしまうモデルがありますが、Victus 15(AMD)では60Hzで4K出力できます。

なお画面の切り替えは、通常は「設定」メニューから行いますが、Victus 16(AMD)ではFnキーとF1キーを同時に押すことで、画面切り替え作業を行うことができます。

FnキーとF1キーを同時に押すと、画面右下に「表示」メニューが表示され、「PC画面のみ」「複製」「拡張」「セカンドスクリーンのみ」の中から選択できます。

指紋認証・顔認証

指紋認証・顔認証機能は搭載されていません。

サウンド

Victus 15(AMD)は、北欧の老舗音響メーカーBang&Olfusenと共同開発したスピーカーを採用することで、サウンドにもこだわっています。

底面部の前面部寄りの左右にスピーカーを配置。

2つのスピーカーで構成されるデュアルスピーカーシステムを採用しています。この位置にスピーカーがあると、机に音が反射して広がりが出ます。

実際に音楽を聴いてみたところ、ちょっとシャリシャリする感じはありますが、高音と低音のバランスは悪くありません。すごく高音質というわけではありませんが、個人的には特に悪くない印象を受けました。

Webカメラ

Webカメラは、パネル上部に配置されています(約92万画素)。画像/映像の流出を防ぐためのカメラシャッターなどは用意されていません。

OMEN Gaming Hubが用意されている

Victus 15(AMD)には、OMEN Gaming Hubというツールが同梱されています。

本モデルはOMENではありませんが、OMEN Gaming Hubツールが利用可能です。

テンキー左上にあるボタンを押すと、OMEN Gaming Hubツールが起動します(「スタート」メニューからも起動できます)。

「システムモニター」タブでCPU/GPU/RANの使用率や温度を確認できます。

「パフォーマンス コントロール」タブでは、「静」、「初期設定」の2つのモードから選択可能。

「初期設定」は通常のモード。

「静」モードにすると、パフォーマンスを抑制してファンの音を最小限に抑えることができます。

またファンの速度も設定可能。デフォルトは「自動」に設定されていますが、排熱を最優先にしたい場合「最大」に設定できます。

「最大」にするとファンの回転が上がり、排熱効果が高まりますが、ファンの風切り音が大きくなり、結構うるさいです。

「パフォーマンス コントロール」タブの一番下には、CPU温度、GPU温度、CPU使用率が表示されるため、マシンの現在の状況を確認することができます。

計算機ツールあり

Victus 15(AMD)では、テンキーの一番上に配置されているボタンを押すと、計算機ツールを起動できます。

計算したいときにすぐ計算できるのは便利です。

8)各パーツをチェック

Victus 15(AMD)の各パーツをチェックします。

ディスプレイ

ディスプレイのスペックは次のとおり。

  パネル詳細
サイズ 15.6
縦横比 16:9
最大解像度 1920×1080ドット
パネル IPS
光沢/非光沢 非光沢
リフレッシュレート 144Hz
輝度 250nit
タッチ対応 ×

15.6インチパネルを搭載。

最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。4Kパネルなど、より高精細なパネルを選択できると、細かい描写が可能になるのですが残念ながら選択肢は用意されていません。

パネルが大きめなので、

100%表示のままでも文字が小さすぎて見づらいという印象は受けません。

100%表示だと複数のウィンドウを並べて表示することが可能。

表示が綺麗なIPSパネルを採用。色の表現が綺麗で黒もしっかりめに描写できます。全体に色ムラがなく、均一な表示が可能だと思います。

  メリット デメリット
TN
  • 価格が安い
  • 応答速度が速い
  • 色表現が淡い
  • 青みがかった表示
  • 視野角が狭い
VA
  • コントラスト比が高い
  • 黒の表現がいい
  • 色表現がそれほど良くない
  • 視野角がそれほど広くない
IPS
  • 色表現が優れている
  • 視野角が広い
  • 価格が高い

IPSパネルなので視野角も広めです。

非光沢パネルを採用。光沢パネルと比べると、色の鮮やかに劣りますが、映り込みが発生しにくいので、長時間ゲームで画面を見続けても目が疲れにくいと思います。

  メリット デメリット
光沢パネル
  • 色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる
  • 照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
  • ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル
  • 映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
  • ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
  • 光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

輝度は250nit。標準的な明るさです。もう少し明るいパネルを採用すると色の描写がより鮮やかになるんでしょうが、このあたりはコスパ重視の仕様になっています。

リフレッシュレートとは、1秒間に画面が何回書き換わったかを計測する値。Hz(ヘルツ)で示され、1秒間に60回書き換わると60Hzと表現されます。

リフレッシュレートが低いとチラツキが生じたり、映像が滑らかに表現されない、などの問題が生じるため、ゲームを楽しむことができません。

Victus 15(AMD)に搭載されるパネルのリフレッシュレートは144Hz。一般的なモニタのリフレッシュレートが60Hzですから、2倍以上の値となっており、より滑らかな表現が可能です。

タッチ操作には非対応です。

キーボード

キーボードにはテンキーを搭載。数字が入力しやすいと思います。

個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。半角/全角キー、および一番下の段のキーが小さめ。

Enterキーは標準的な大きさです。

ただし、テンキーとの間のスペースが狭いため、 慣れないうちは、Enterキーを押そうとしてテンキーを押してしまうかもしれません。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1.5mm。

最近のノートPCとしては標準的なレベルのキーストロークです。強くキーを押すとちょっとたわみます。

打鍵感は柔らかめですが適度に反発があり、 打ち心地はそんなに悪くないですね。

キーピッチ(キー間の距離)は18.7mm。

デスクトップPCに同梱されるフルサイズのキーボードのキーピッチ(19mm)と比べると若干狭めですが、テンキー付きのキーボードとしては標準的なキーピッチだと思います。実際に入力していて窮屈な感じはしないですね。

キーボードにはバックライトを装備しているため、暗い環境でも快適なキータイピングが可能となります。

Fn+F4をキーを押すと、オン/オフの切り替えが可能。明るさの設定は実行できません。

タッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。

大きめで表面の滑りはいいので、スムーズにポインタを移動できます。

クリックボタン部分の押し心地は少しやわらかめ。ちょっと深さもあるのでしっかりめに押し込む必要があります

右側面部

上の画像の左から順に、USB Type-C、LAN端子、USB Type-A、HDMI映像出力端子が配置されています。

右側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続したところ。

左側面部

上の画像の左から順に、電源端子、USB Type-A、ヘッドホンジャック、SDカードスロットが配置されています。

左側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続してみました。

左右の側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じ。本体手前側にケーブルはこないため、タイピング時にケーブル類が邪魔になることはないと思います。

前面部

前面部に端子類は配置されていません。

中央に窪みが設定されているため、

カバーを開けるときに指をひっかけやすいです。

背面部

背面部は全体が通気孔になっています。

底面部

前述したように、底面部の半分くらいが通気孔で占められています。

9)同梱物をチェック

Victus 15(AMD)の同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

消費電力の大きい高性能グラフィックスを搭載しているため、ACアダプタも大きめ(搭載しているグラフィックスによって、同梱されるACアダプタが異なる可能性があります。レビュー機にはAMD Radeon RX 6500Mグラフィックスを搭載)。

平べったい形状です。

本体と比べると大きさがよくわかりますね。

150W型のACアダプタを採用。

結束バンドでケーブルをまとめることが可能。

接続端子にはL型端子を採用。

左側面部の一番奥にある電源端子に接続して充電します。L型端子を採用しているため、スペースを取ること無く接続できます。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は457g。

各部名称などを示したペーパーも同梱されています。

まとめ

以上、Victus 15(AMD)について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

  • コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサ搭載
  • ブルーをベースとしたデザイン
  • ゲームを堪能できるハイスペックな構成(GeForce RTX搭載モデルを選択可能)
  • 15.6インチの非光沢/IPS/144Hzパネルを搭載

コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載したゲーミングノートPC。デザインにそれほど奇抜さがないので、動画/画像編集などのクリエイティブワークに使っても違和感はないと思います。

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(更新日:2023年1月9日)