HP ENVY Rove 20レビュー

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ここでは、HPのオールインワンデスクトップENVY Rove 20について詳しくレビューしたいと思います。

HP ENVY Rove 20レビュー

ENVY Rove 20は20インチ液晶搭載のオールインワンデスクトップ。
最大の特徴は、バッテリを内蔵している点、および液晶を水平にまで傾けられる点でしょうね。オールインワンデスクトップでバッテリを内蔵しているマシンはすごく珍しい。HPではいくつかオールインワンPCを提供していますが、バッテリ内蔵モデルはこのRove20だけです。バッテリ駆動時間は4時間15分を確保しているので、ちょっと移動させて使うぐらいなら問題ないレベルです。
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

スタンド

スタンドは本体に組み込まれるようなタイプになっています。最初は、どうしたらスタンドを引き出せるのかまったくわからず、スタンドを引っ張ってみたり、押してみたりしてみましたが、まったく動きません。困ってしまって、HPのWebサイトで説明書を読んだところ、横にあるボタンを押せば、スタンドが飛び出してくるとのことでした。

スタンドリリースボタン

ボタン大きすぎ・・・もうちょっとボタンっぽいデザインにしてくれたほうがわかりやすいんですけどね。早速押してみると・・・

リリース

ここまでスタンドが飛び出してきました。ボタンが大きく、凹んでいる部分があるので、液晶前面からスタンドを出したいときでも、背面を見なくても手さぐりでボタンの位置を確かめてスタンドをリリースできます。なので、あまりイライラしません。

スタンド立てたところ

こんな感じで本体を支えることができます。

角度調整

最も立てた状態。

角度

角度は自在に調整可能。液晶を傾けると、その状態でスタンドが固定されるため、安定しています。ちょっと押したぐらいではびくともしません。

HP ENVY Rove 20

水平にしたところ

スタンドが本体に組み込まれる形になるので、上の写真のように完全に水平にすることが可能。

液晶 水平

複数の人で画面を見たり、ゲームを楽しんだりするときに重宝しそうです。

タッチパネル搭載

タッチパネル搭載なのでタッチ操作が可能。

画面回転ボタン

左側面部にある回転ボタンを押すと、90度ずつ画面表示を回転させることができます。

回転

画面回転

こんな感じで回転させることが可能。ただし、タブレットとは違い、向きを変えても自動的に画面が回転することはありません。画面を回転させるには回転ボタンを押す必要があります。

タブレット

こうなると巨大なタブレットという感じですね。手にしながら操作するのはちょっと重くてつらいですが、机の上でタブレットのように使うことは可能です。

持ったところ

大きさもコンパクトで、ちょっと室内を移動するぐらいなら、脇に抱えて持って行くことができます。重量は約5.6kg。少しずしっとくる重さです。背面部分はちょっとざらざらしているのであまり滑らず、しっかりとホールドできて持ちやすいですね。

持ってみた

バッテリ内蔵タイプのため、別の場所で使いたいときには、コードを外してそのまま持って行くだけでいいので、使い方の幅が広がると思います。

コード不要

コードなしで使用してみたところ。すごくスッキリしますね。

台所

こんな風に台所に持ち込んで、画面を見ながら料理することも可能。レシピを大画面で確認しながら調理することができます。タッチ操作できるので、すごく使いやすいと思います(防水ではないので水には注意が必要ですが・・・)。
どこへでも気軽に持ち運んで使えるというのは、かなり魅力的です。普段はリビングで使用し、必要に応じて子供部屋、台所、書斎に持って行って使用できるというのは便利ですね。バッテリ内蔵なのでいちいち電源ケーブルを持ち歩かなくてもいいし、タッチパネル搭載なのでWeb閲覧/SNS利用といった簡単な操作ならキーボード/マウスも不要です。

ソフトウェアキーボード

ソフトウェアキーボードも搭載しているので、キーボードなしでも文字入力が可能です。ちょっとした文字入力ならこれで十分かも。
次にRove 20の各パーツについて見ていきましょう。

液晶

液晶は20インチ。光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生します。全面ガラス加工が施されており、フレームと液晶が一体となっており、すごくスタイリッシュです。

クリアな液晶

液晶の表示はすごく綺麗。非常に鮮明で明るい表示。これなら動画を見ていても楽しいです。
あと、スタンド部分がなく見下ろす形になるのですが、最初は違和感がありましたが、慣れるとこの方が首の負担が軽くて見やすいですね。あと、液晶との距離が近いのでキーボード操作しているときに気軽にタッチ操作もできて便利。

解像度

最大解像度は1600×900ドット。

yahooトップページ

Yahoo!のトップページを表示するとこんな感じ。できれば、フルHD対応の1920×1080ドットの解像度も選べるようにしてくれると、より広い表示領域を確保できて良かったんですけどね・・・

画面

IPSパネルを搭載しているため、視野角はかなり広いです。斜め方向から見ても、くっきり表示されます。

タッチ操作

タッチパネル搭載なので指による操作が可能。タッチによる操作時の反応はなかなかいいですね。指紋や汚れもつきにくく、ちょっと触っただけでベトベトになることはありません。

液晶の角度

液晶の角度を自在に調整できます。結構しっかりしておりちょっと押したぐらいでは角度は変わりません。つまり、 タッチ操作時に角度が変わってしまうことはないと思います。

上面部

上面部。

電源ボタン

右端に電源ボタンが配置されています。Rove 20はバッテリ内蔵なので、箱から取り出すとき誤ってこのボタンを押し、いきなり起動したのでびっくりしました。持ち運ぶ時は注意が必要です。

右側面部

右側面部。上から順に、ボリュームコントロールボタン、USB 3.0、マイク入力/ヘッドホン出力コンボポートが配置されています。

左側面部

左側面部。上から順に画面回転ボタン、USB 3.0×2、電源端子が配置されています。

カードリーダー

メモリカードリーダーは下部に配置されています。液晶を立てた状態では使用できず、水平にした状態で使用する必要があります。これはちょっと面倒かもしれません。
Rove 20には光学ドライブが搭載されていないので注意が必要です。

背面部

背面部。中央にスタンド、左側にスタンドリリースボタンば配置されています。

デザイン

背面はシルバーを基調としたデザインになっており、すごく綺麗ですね。リビングの中央に置いても違和感がありません。背面を見られることを意識したつくりになっています。

スピーカー

液晶の下にスピーカーが配置されています。前面デュアルスピーカー+サブウーファーを搭載しているほか、優れたサウンドを提供することで定評のあるbeatsaudioテクノロジーを採用しています。
実際に聴いてみましたが、もうちょっと重低音が響いてもいいかもな、という感じ。ちょっとシャカシャカしますね。

beatsaudio

でも、コントロールパネルからアクセス可能な「beatsaudio」アプリケーションを使用すれば、自分好みのサウンドに調整できるので、音にこだわる方は試してみるといいと思います。

キーボードマウス

同梱されるキーボードとマウスはワイヤレスタイプなので、コードで接続する必要がありません。なので、コードを気にすること無くRove 20本体を気軽に移動させることが可能です。

有線LAN端子

Rove 20には有線LAN端子が搭載されていませんが、標準でUSB/LAN変換ケーブルが同梱されているので、これを使えば有線LANを使用することができます。

電源ケーブル

同梱されている電源ケーブル。ACアダプタもそれほど大きくはなくコンパクトです。

電源コード

電源ケーブルを接続したところ。ケーブルも細めで、見た目もすっきりしています。
機種名 ENVY Rove 20
CPU 第4世代インテルCore i3-4010U
メモリ 8GB
ストレージ 1TB ハイブリッド・ハードドライブ
(8GBフラッシュメモリ内蔵 / 5400回転)
光学ドライブ 無し
グラフィックス インテル HD グラフィックス 4400
バッテリ駆動時間 約4時間15分
重量 約5.6kg
ENVY Rove 20の基本スペックは上の表のとおり。CPUはインテル第4世代Core i3、メモリは8GB、HDDは1TB。グラフィックスはチップセット内蔵タイプです。

Windowsエクスペリエンスインデックス

Windowsエクスペリエンスインデックスの値でRove 20のパフォーマンスをチェックしてみました。CPUとメモリが高めのスコアを記録しており、高いレベルの基本性能を発揮できるのがわかります。
グラフィックスはチップセット内蔵タイプなので、動画/画像の編集などの負荷の高い作業には不向きですが、動画/画像の表示、Web閲覧、ビジネスアプリの操作など、一般的な用途であれば、問題なく処理できると思います。

HP ENVY Rove 20レビュー

以上、Rove 20を使ってみた感想でした。まとめると次のとおり。
・20インチのタッチパネル搭載のオールインPC
・室内での移動ぐらいなら気軽に持ち運べる重さ
・バッテリ内蔵なのでコードレスでも使用可能
・水平になるまで自在に調整可能なスタンドを搭載

これまでのオールインワンPCとはひと味違う仕上がりになっています。あるときはデスクトップとして、あるときはタブレットライクなデバイスとしてなど、シーンに応じていろんな使い方をしてみたい人、家の中を気軽に移動して使いたい人にオススメです。

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