Pavilion dv6-6100の特徴/HP Pavilion dv6-6100プレミアムラインレビュー

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Pavilion dv6-6100は、15.6インチワイド液晶を搭載したノート。プレミアムラインスタンダードラインの2つのモデルが用意されており、プレミアムラインの方が、インテルCore i7プロセッサを搭載できる、より高質感なデザインに仕上がっているなど、よりハイエンドな構成となっています。今回レビューするのはプレミアムラインの方です。

dv6-6100プレミアムラインに搭載できるCPUは、インテル第二世代Core i7プロセッサ。インテルプロセッサのハイエンドに位置するCPUであり、非常に高いパフォーマンスを発揮します。HPのノートとしては最も液晶が大きく、最も高いレベルのパフォーマンスを発揮します。

dv6-6100は、17インチ液晶搭載のdv7-6100と並んでHPのフラッグシップノートとして位置づけられています。従って、持ち運ぶことは想定せず、デスクトップ並みの性能を誇るノートを欲している方に最適です。また、エレガントなデザインを採用しているため、美しいスタイリッシュな仕上がりになっています。

HP Pavilion dv6-6100レビュー

アルミ素材に、ヘアライン加工とアルマイト処理を施しており、味わいのある質感を醸し出しています。一見しただけ、そのデザインの美しさに目を奪われます。

側面

縦に刻み込まれた模様がなんともいい味を出しています。ノートパソコンというよりは高級な文房具という感じがしますね。

模様

細部にまで作り込まれたデザインは見事。見ていて飽きないです。
手で触った感触も、少しざらついていていいですね。

dv6-6100

背面には「HEWLETT PACKARD」のロゴが刻印されています。

dv6

キーボード周辺部にも、天板と同じようなデザインが施されています。

Pavilion

Pavilion dv6

dv6

天板にあるHPのロゴは、電源をオンにすると点灯します。

Pavilion dv6-6100ロゴ

黒をベースとしたデザインのため、引き締まった印象を与えます。

雑誌と比較

雑誌と比較してみました。少し横長なのがわかります。

厚さ比較

ライターを使って、厚さを比較してみました。

フラット

それほど分厚くなく、フラットなデザインになっているのがわかります。

キーボード

キーボードはデスクトップクラスの大きさを確保。長時間操作する場合でもまったく窮屈感はありません。

テンキー

テンキーも装備されているので、数字を頻繁に入力する場合に重宝します。

キーボード2

キーは独立型を採用しているため、誤って隣のキーを打ってしまう可能性は低いです。

キーボード操作

キーボードを操作しているところ。非常に余裕のある状態で入力操作を行うことができます。ただ、

タッチパッド

タッチパッド部分は非常に広いですね。タッチパッドを触るとすごくすべすべしますが、思ったところにポインタがピタッと移動するので非常に使いやすいです。

タッチパッド

本体の電源をオンにすると、タッチパッドの周辺部が点灯します。

タッチパッド

タッチパッドの機能を無効にすることができます。左上にある□のイラスト部分を指で2回タップすれば、タッチパッド機能が無効になります。タッチパッドの上部に赤色のランプが点灯していると、それはタッチパッドが無効になっていることを示します。

Pavilion dv7液晶

液晶の大きさは15.6インチ液晶。大型で非常に見やすいです。
このdv6-6100では、液晶に光沢加工処理されていないノングレアを搭載。なので映り込みがほとんど発生しません。ただ、光沢加工処理されているグレアタイプの液晶も選択することができるので、メリハリのある美しい映像を楽しみたい人はグレアタイプを選択するといいかも。ただし、ノングレア液晶の場合の最大解像度は1920×1080ドットですが、グレアタイプだと1600×900ドットになってしまい、表示領域が狭くなるというデメリットもありますので注意が必要です。

Pavilion dv7液晶

Pavilion dv7液晶

Yahoo!トップページを表示したところ。1920×1080ドットなので、表示範囲が非常に広くなっています。しかし、15.6インチ液晶でこの解像度に設定すると文字がすごく小さくなってしまうので見づらいこともあるかもしれません。

鮮やか

液晶の表示は文字のにじみもなく見やすいのですが、DVDの動画を視聴しているとき、ちょっと精細感が足りず、もっさりした感じになっていたのが気になりました。ノングレア液晶を搭載しているため、映像に切れがなかったせいかもしれません。

液晶

液晶はここまで傾けることができます。かなり可動範囲が広いのがわかります。

持ってみた

Pavilion dv6-6100の重量は約2.63kg。それなりに重いですね。ただ、室内を移動するぐらいなら、まったく問題ないと思います。

持ってみた

前から見たところ。すごくスリムです。

持ってみた

片手でなんとか持てる重さです。
バッテリ駆動時間は5時間30分。15.6インチノートとしては長い方だと思います。

beataudio

dv6-6100のメリットとして、究極まで追求したサウンドを実現するbeatsaudio機能を搭載している点が挙げられます。

beataudio

音楽を再生してみると、確かに深みのあるサウンドです。シャリシャリした感じはまったくなし。重低音がしっかりしており、音の奥行きが出ています。ライブ会場で聞いている感じがします。すごくバランスがいいですね。長く聞いていても耳が疲れません。

beataudio

スピーカーは前面部に2つ、そしてキーボードの奥に2つ配置されています。目の前からサウンドが流れてくるので、サウンドにすごく広がりを感じます。

beataudio

dv6-6100のBeats Audioの低音設定は、Fn+bキーを同時に押すことで、オンにしたりオフにしたりすることができます。

beataudio

beataudio

オフにすると、bにバッテンの表示が、オンにすると赤色のbが画面に表示されます。オフにすると、シャリシャリした感じになり音が薄っぺらくなりますね。こうしてオン/オフにすることで、Beats Audioの威力を実感することができます。

beataudio

タスクトレイからBeat Audio Control Panelにアクセスできます。

beataudio

このコントロールを立ち上げると、イコライザが設定されており、自由にサウンドをカスタマイズして、自分好みのサウンドに仕上げることができます。

beataudio

いろいろいじくってみれば、サウンドがすごく変化するのがわかります。これはなかなか楽しい。

beataudio

エクスペリエンス

このPavilion dv6-6100の性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました(最高得点は7.9)。さすが、HPのハイエンドノートだけあって、プロセッサ、メモリ、ハードディスクという主要項目で高いスコアを記録。非常に高いパフォーマンスを発揮できるのがわかります。ただし、グラフィックがインテルHDグラフィックのため、ちょっと低めになっています。グラフィック性能を上げたいのなら、ディスクリートタイプのグラフィックを選択することをお勧めします。

エクスペリエンス

ベンチマークテスト(CrystalMark 3.0)を使用してdv7-6100のパフォーマンスをチェックしてみました。このベンチマークは、ストレージの読み書きをテストすることにより、そのパフォーマンスを確認します。

エクスペリエンス

ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)を使用してdv6-6100のパフォーマンスをチェックしました。グラフィック以外、バランス良く高い値を記録しているのがわかります。

HPノートPavilion dv6-6100 レビュー

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