Pavilion dv7-7000の特徴/HP Pavilion dv7-7000レビュー

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Pavilion dv7-7000は、17.3インチの大型液晶を搭載したノート。HPのノートとしては最も液晶が大きいうえ、最高レベルのパフォーマンスを発揮できるため、HPのフラッグシップノートとして位置づけられています。

CPUには、インテル第3世代のCore i5/7プロセッサを搭載可能。メモリの最大容量は16GBです。グラフィックスには、高性能のカードタイプのNVIDA GeForce 630Mか650Mを選択可能。高いグラフィックス処理能力を発揮します。

またオプションで32GBのSSDを搭載することで、より高速なアクセスを実現するインテルスマートレスポンステクノロジーに対応することも可能です。

重量は約3.15kgもあるため、持ち運びはちょっと難しいですね。なのでデスクトップ代替の高性能ノートを欲している方に最適です。また、ブラックを基調とした上質なデザインを採用しているため、美しいスタイリッシュな仕上がりになっています。

HP Pavilion dv7-7000レビュー

アルミ素材に、ヘアライン加工とアルマイト処理を施しており、味わいのある質感を醸し出しています。
縦に刻み込まれた模様により、見る角度によって見え方が異なります。すごく高級感がありますね。

模様

細部にまで作り込まれたデザインは見事。見ていて飽きないです。

Pavilion dv7-7000

天板で手で触ってみた感触も、少しざらついていて心地よいです。指紋や汚れはほとんど気になりません。手にしたときもほどよいグリップ感が得られます。

デザイン

サイド部分はシルバー。ブラックとの対比がとても美しい。

Pavilion dv7

dv7

キーボード周辺部にも、天板と同じようなデザインが施されており、ブラックをベースにしたものになっています。

雑誌と比較

雑誌と比較してみました。17インチの大型液晶を搭載しているだけあって、かなり横長です。

フラット

ちょっと分厚いですが、フラットなデザインになっているのがわかります。

厚さ比較

最薄部31.5mm、最厚部37mmとなっています。

キーボード

17インチ液晶搭載の大型ノートだけあって、キーボードはデスクトップクラスの大きさを確保。長時間操作する場合でもまったく窮屈感はありません。またテンキーも装備されているので、数字を頻繁に入力する場合に重宝します。

キーボード2

キーは独立型を採用しているため、誤って隣のキーを打ってしまう可能性は低いです。

キーボード操作

キーボードを操作しているところ。非常に余裕のある状態で入力操作を行うことができます。

タッチパッド

タッチパッド部分は非常に広いですね。タッチパッドを触るとすごくすべすべしますが、思ったところにポインタがピタッと移動するので非常に使いやすいです。クリックボタンも軽すぎず、重すぎずちょうどいい感じ。

Pavilion dv7液晶

液晶の大きさは17.3インチ液晶。大型で非常に見やすく鮮明な表示が可能です。

HP液晶

このdv7-7000では、液晶に光沢加工処理されていないノングレアを搭載。なので映り込みがほとんど発生しません。ただ、光沢加工処理されているグレアタイプの液晶も選択することができるので、メリハリのある美しい映像を楽しみたい人はグレアタイプを選択するといいかも。ただし、ノングレア液晶の場合の最大解像度は1920×1080ドットですが、グレアタイプだと1600×900ドットになってしまい、表示領域が狭くなるというデメリットもありますので注意が必要です。

HP液晶

Yahoo!トップページを表示したところ。1920×1080ドットで表示できるため、非常に表示領域が広くなっています。液晶の表示は文字のにじみもなく見やすいです。

持ってみた

Pavilion dv7-7000の重量は約3.15kg。それなりに重いですね。ただ、室内を移動するぐらいなら、まったく問題ないと思います。
バッテリ駆動時間は5時間45分。17インチノートとしては長い方だと思います。

beataudio

dv7-7000のメリットとして、究極まで追求したサウンドを実現するbeatsaudio機能を搭載している点が挙げられます。

beataudio

スピーカーはキーボードの上部に4つ配置されています。目の前から直接耳にサウンドが飛び込んでくるので、すごく迫力があります。

beataudio

音楽を再生してみると、深みのあるサウンドです。シャリシャリした感じはまったくなし。重低音がしっかり出ており、音の奥行きが出ています。ライブ会場で聞いている感じがします。すごくバランスがいいですね。長く聞いていても耳が疲れません。

beataudio

底面部にトリプルバスリフレックスサブウーファーが配置されており、迫力の重低音と広がりを実現します。音が床にあたって反射するので、すごく広がりのあるサウンドを楽しむことができます。

beataudio

タスクトレイからBeat Audio Control Panelにアクセスできます。
このコントロールを立ち上げると、イコライザが設定されており、自由にサウンドをカスタマイズして、自分好みのサウンドに仕上げることができます。

beataudio

いろいろいじくってみれば、サウンドがすごく変化するのがわかります。これはなかなか楽しいですよ。

CPU

dv7-7000には、インテルのPentium、Core i5、i7プロセッサを搭載できますが、このdv7-7000には、Core i7-3610QM(2.30GHz)を搭載しています。4つのコアを装備しており、ハイパースレッディング・テクノロジーにより、倍の8つのコアとして動作することが可能です。

グラフィックス

グラフィックスには、NVIDA GeForce GT 650Mグラフィックスカードを搭載。2GBの専用メモリを装備しており、高い描画処理能力を発揮します。
またdv7-7000では、ストレージに高速タイプのSSD(160GB)も選択できます。

エクスペリエンス

Pavilion dv7-7000の性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました(最高得点7.9)。

グラフィックスが、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスの値が反映されていますが、このdv7-7000には、グラフィックカードが搭載されているため、より高いパフォーマンスを発揮することが予想されます。

メモリ、HDDの値が相対的に低めなので、より高いパフォーマンスを追求する場合には、大容量のメモリを搭載する、HDDではなくSSDを選択する、といったカスタマイズを行うことをお勧めします。

dv7-7000

dv7-7000のまとめ

・非常に質感の高いデザインを採用しており、スタイリッシュに仕上がっている
・ハイエンドのCPU+大容量メモリ+高性能グラフィック+SSDの組み合わせにより高いパフォーマンスを発揮。デスクトップ代替機として使える
・優れたサウンド機能を搭載。臨場感溢れるサウンドを楽しめる


このようにdv7-7000は、高性能+高音質+高グラフィック性能を実現したハイパフォーマンスノートに仕上がっています。最小構成で6万円台と、17インチノートとしては非常にお求めやすい価格を実現しているのもグッド。コストパフォーマンスに優れた高性能ノートをお探しの方にお勧めです。

HPノートPavilion dv7-7000 レビュー

Pavilion dv7-7000について