特徴/HP Pavilion p6-2140jpレビュー

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Pavilion p6-2140jpは、HPの2012年春モデルのHPデスクトップ。拡張性に優れたミニタワー型の筐体を採用しています。HPのデスクトップでミニタワーを採用しているモデルとして、h9シリーズh8シリーズp6シリーズの3つが挙げられますが、h9がゲーミングモデル、h8が高いパフォーマンスの提供を目的としたハイエンドモデルなのに対し、p6はコストパフォーマンス重視の低価格な構成になっているという違いがあります。最小構成ではなんと2万円台で手に入れることができます(液晶モニタなし)。つまりp6シリーズは、拡張性を重視しつつ、ほどほどのパフォーマンスのマシンを低価格で手に入れたいユーザー向けと言えます。

HP Pavilion p6-2140jpレビュー

p6-2140jpでは、インテルCeleron、Core i3/i5/i7の4つの中からCPUを選択できます。コストパフォーマンス重視ならCeleronを、性能重視ならCore i7というように、ニーズに合わせてCPUを選択できます。

p6-2140jp

p6-2140jpの前面部は、他のPavilionデスクトップシリーズと同様、ピアノブラックを基調とした、光沢加工処理されたデザインを採用。非常につややかで、高級感を演出してくれます。低価格デスクトップにありがちな安っぽさはどこにも感じられません。

端子

上面部の一番上には電源ボタン、その下には光学ドライブが配置されています。

p6-2140jp前面部

前面部中央には、カードリーダ、マイク端子、ヘッドホン端子、USB 2.0端子×2が配置されています。こうした端子が前面部にあると、デバイスを接続しやすので便利です。

p6-2140jp背面部

背面部。中段には拡張用スロットが4つ配置されています。

p6-2140jp背面部

その下には、イヤホン、マイク、スピーカーなどの各種音声入出力端子が配置されています。
さらにその下には、DVI出力端子、VGA出力端子、USB 2.0ポート×4、Ethenetポートが配置されています。Ethenetポートはギガビット対応なので、自宅にギガビット環境を構築している場合、高速なデータ送信を実行することができます。また、このp6-2140jpでは、USB端子が、前面部に2つ、背面部に4つの計6個搭載されていることになります。すべてUSB 2.0端子で、USB 3.0端子は搭載されていません。

p6-2140jp筐体内部

p6-2140jpは、ミニタワーシャーシを採用していますが、HPの他のデスクトップと比べるとちょっと小さめ。メモリスロット×2、5.25インチベイ×1、3.5インチベイ×1、 PCI Express x16を1スロット、PCI Express x1を3スロット、 PCI Express x1 mini cardを1 スロットを装備しています。ネジを外すだけで簡単に筐体内部にアクセスできます。

Windowsエクスペリエンスインデックス

Windowsエクスペリエンスインデックスの値は基本スコアが4.7(最高得点は7.9)。CPUは第二世代Core i3プロセッサを搭載しているため、高いスコアを記録しています。しかしグラフィックスには、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスを搭載しているため、グラフィック性能が相対的に低めの値です。なのでハイエンドのパフォーマンスを発揮するというわけにはいきませんが、基本性能はしっかりしているため、一般的な用途で不足を感じる場面は少ないと思います。

CrystalMark 2004R3

ベンチマークテスト(CrystalMark 2004R3)を使用してp6-2140jpのパフォーマンスをチェックしました。グラフィックス関連の値が低めです。

p6-2140jp

このp6-2140jpは、拡張性に優れたミニタワー型筐体のデスクトップをお手頃価格で手に入れたいという方におすすめのデスクトップです。スリムタイプに拡張性に優れており、さまざまなオプションも用意されているので、自分の望む構成にカスタマイズすることができます。

HPデスクトップPavilion p6-2140jpレビュー

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