HP ProBook 450 G2レビュー
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ProBook 450 G2は、HPの法人向けProBookシリーズに属する15.6インチ液晶搭載ノート(→ProBookシリーズのモデル一覧はこちら)。シルバーとブラックのツートンカラーを採用しているため、落ち着いた印象を与えます。
ここでは、ProBook 450 G2の特徴、性能等について詳しくレビューします。
- 目次
- 1)スタイリッシュなデザイン
- 2)高い基本性能
- 3)各パーツをチェック
- (液晶 | キーボード/タッチパッド | 側面部/前面部/背面部/底面部)
4)簡単にカスタマイズ可能 - 5)まとめ
ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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2)高い基本性能
HP ProBook 450 G2の主なスペックをチェックしてみましょう。
ProBook 450 G2/CT | |
液晶 | 15.6インチ |
最大解像度 | 1366×768ドット |
CPU | インテル Celeron 2957U/3250U 第4世代 Core i3-4030U/5010U/ i5-4210M/5200 U |
メモリ | 2GB/4GB/8GB/16GB |
ストレージ | 320GB/500GB/1TB HDD/ 128GB SSD |
グラフィックス | インテル内蔵グラフィックス |
光学ドライブ | なし/DVD-ROMドライブ/スーパーマルチドライブ |
外寸(mm) | 375×263×25~28.5 |
最小重量(kg) | 約2.2kg |
CPUにはコストパフォーマンスに優れたインテルCeleronに加えて、インテル第4世代Core i3/5を選択可能。メモリは2~16GBの中から選択できます。ストレージは320GB/500GB/1TB HDDおよび128GB SSDの中から選べます。
高速アクセス可能なSSDも選べるのはうれしいですね。128GBと容量が少なめなのが気になりますが、何よりもパフォーマンスを重視する人にオススメです。
スタンダードノートとしては高い基本性能を発揮できると思います。豊富なオプションが用意されているので、自分のニーズに合ったカスタマイズが可能なのはいいですね。Core i5+16GB+128GB SSDの構成を選択すれば、一般的なビジネスシーンでストレスを感じるシーンは少ないと思います。
ただし、グラフィックスはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのみを選択可能。高性能なカードタイプは選択できません。動画/画像の編集といった高い描画処理能力を必要とするタスクには不向きなので注意が必要です。
Windowsエクスペリエンスインデックスを使ってパフォーマンスをチェックしてみました。構成はCore i3-5010Uプロセッサ/4GBメモリ/500GB HDD/インテルHDグラフィックス。チップセット内蔵タイプのため、グラフィックの値が相対的に低めですが、その他の値は比較的高めで優れた基本性能を発揮できているのがわかります。
実際に操作してみましたが、快適に操作可能です。
HP ProBook 450 G2は、東京のHP昭島工場で組み立てられた「MADE in TOKYOモデル」。国内で生産されているため、納期が短くなるほか、輸送に伴って発生する可能性のある問題を減らすことができます。
3)各パーツをチェック
非光沢タイプのノングレアパネルのみを選択可能。照明などの映り込みが発生しにくいので、ビジネスシーンでは使いやすいと思います。
最大解像度は1366×768ドットのパネルのみを選択可能。
この解像度だと、複数のウィンドウを並べて表示するのはちょっと難しいですね。せっかくの15.6インチ液晶なので、フルHD(1920×1080ドット)対応パネルも選択できるとよかったんだけど。
キーボード部分について見てみましょう。
キーボードにはそれぞれのキーが独立したセパレートタイプを採用。テンキーを搭載しているので、数字を頻繁に入力する人は重宝すると思います。
変則的なキー配置はありませんが、左上の半角/全角キーがちょっと小さめ。
キーピッチは、デスクトップのキーボード並みの約19mmを確保。なのですごくゆったりしています。
実際に入力していても窮屈な感じはまったくありません。
キーストロークも深めで打鍵感も柔らかくて押しやすいです。
タッチパッドはクリックボタンが別になったタイプ。最近は、クリックボタンと一体になったタイプも増えていますが、個人的にはクリックボタンが別になったタイプの方が断然使いやすいと思います。
タッチパッドはすべりがよく使いやすいです。
パームレスト部分は表面がさらっとしているので、ずっと触っていてもべとつきません。
キーボードの左上には電源ボタンが配置されています。
キーボードの右上には無線LANオン/オフボタン、音声ミュートボタンが配置されています。すぐに音声/ワイヤレスをオフにしたい場合などに便利です。
左側面部。本体手前(写真右)から順にUSB 3.0×2、HDMI端子、LAN端子、VGA端子が配置されています。
映像出力端子としてHDMIとVGAの2つが搭載されているのはうれしいですね。ビジネスでいまだVGAを使って出力するケースもあると思うので、そうしたときに重宝します。
前面部。
左端にメディアカードリーダーが配置されています。
右側面部。本体手前(写真左)から順に、ヘッドホン/マイクコンボ端子、USB2.0×2、光学ドライブが配置されています。
底面部。
バッテリは着脱可能です。
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(更新日:2015年10月28日)