HP ENVY15 x360(AMD)旧モデルレビュー
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主な特徴は次のとおり。
・コストパフォーマンスに優れたAMDのRyzenプロセッサを搭載
・15.6インチ液晶搭載
・2-in-1ノートPC
・アルミニウムボディが美しい
・スリムなボディ
・基本性能は高い
ここでは、ENVY15 x360(AMD)旧モデルの特徴・スペック・性能・使い勝手等について詳しく解説します。
*ENVY15 x360(AMD)のほかに、第8世代インテルCoreプロセッサを搭載したENVY15 x360(インテル)が用意されています。(インテルモデルとAMDモデルの主な違いはこちら)。
ENVY x360 15-ds0000(AMD)(2019年モデル)レビュー
*2019/6追記:後継モデルが登場したことにより、本モデルは旧モデルになりました。新モデルの特徴、旧モデルとの違いについては、ENVY x360 15-ds0000(AMD)(2019年モデル)レビューを参照してください。
2)15インチ液晶を搭載した2-in-1ノートPC
3)ナローベゼル採用
4)2-in-1ノートPCなのにスリム
5)AMD Ryzenプロセッサ搭載
6)パフォーマンスをチェック
7)使い勝手をチェック
8)BANG&OLUFSENテクノロジー対応スピーカーを搭載
9)各パーツをチェック
10)同梱物をチェック
11)まとめ
1)アルミボディの美しいデザイン
触るとひんやりしますね。アルミニウム素材に梨地処理が施されているため、触ったときの感触がさらさらしてすごく心地いいです。
指紋や汚れはそれほどべたべたつかないですが、脂分がつくとちょっと目立つことがあるので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。
2)15インチ液晶を搭載した2-in-1ノートPC
これ一台でいろんな使い方ができるので、通常は大きめの液晶を活かしてノートPCとして快適に利用し、他の場面でも有効活用したい人におすすめのモデルということができます。
シーンに合わせて、ノートPC/スタンド/テント/タブレット/フラットの5つのモードで利用可能です。
液晶部分の回転はすごく滑らか。あまり力を入れることなく回転でき、好きな角度に設定できます。
液晶がタッチパネルなので、ノートPCスタイルでも画面を指で操作できるのはすごく便利。ちょっとリンクをクリックしたい、拡大したいときなどに、直感的に操作できます。最近はスマホでタッチ操作に慣れているので、PCでもタッチ操作できた方が何かと便利です。
飛行機や新幹線などで座席の前の机にENVY15 x360(AMD)を置いて使うときにも重宝すると思います。
指で液晶をタッチ操作していても、強く押さなければ、液晶の角度が変わってしまうことはありません。ただし、強く押すとちょっとぐらぐらします。
オプションのペンを購入すれば、手書き入力したり、絵を描いたりすることができます。
なので、液晶を少し持ち上げて、スタンドスタイルにした方が見やすいと思います。
3)ナローベゼル採用
・ボディのコンパクト化
・画面を見ているときに外枠の存在が気になりにくくなり、画面への没入度を高めることができる
というメリットを享受できます。
4)2-in-1ノートPCなのにスリム
5)AMD Ryzenプロセッサ搭載
AMDプロセッサ搭載モデルで選択できるパッケージは1つのみ。インテルプロセッサ搭載モデルで選べるパッケージは3つです。
機種名 | ENVY15 x360(AMD) | ENVY15 x360(インテル) |
カラーリング | ダークアッシュブラック | ナチュラルシルバー |
OS | Windows 10 Home (64bit) | |
液晶 | 15.6インチ液晶 フルHD・IPSタッチディスプレイ (1920×1080) |
|
CPU | AMD Ryzen 5 2500U (2.00GHz-3.60GHz, 2MB L2キャッシュ) |
第8世代インテル Core i5-8250U(1.60GHz-3.40GHz, スマートキャッシュ 6MB) 第8世代インテル Core i7-8550U(1.80GHz-4.00GHz, スマートキャッシュ 8MB) |
メモリ | 8GB (4GB×2) DDR4-2400MHz/ 16GB (8GB×2) DDR4-2400MHz |
|
ストレージ | 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB ハードドライブ (SATA, 7200回転) | 16GB Optane メモリ+1TB ハードドライブ(7,200回転) 256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB HDD |
光学ドライブ | - | |
グラフィックス | AMD Radeon Vega 8 グラフィックス (プロセッサーに内蔵) | インテル UHD グラフィックス 620 (プロセッサーに内蔵) |
アクティブペン | × | 同梱 |
認証 | 顔認証 | 指紋認証 |
端子類 | HDMI 2.0 出力端子×1、USB3.1 Gen1 ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応) 、 USB Type-C 3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応、Power Delivery3.0) 、 ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |
バッテリ駆動時間 | 約10時間 | 約10-11時間 |
サイズ | 約 359×245×19(最薄部)- 20(最厚部)mm | |
重量 | 約 2.11kg |
ENVY15 x360(AMD)の特徴
メモリは大容量の8GB/16GBを選べます。一般的な作業であれば8GBで十分でしょう。余裕のあるパフォーマンスを確保したいのであれば16GBがオススメです。
ストレージは、256GB SSD+1TB HDDのハイブリッド構成になっており、高速アクセスできるSSDと大容量データ保存できるHDDのいいとこ取りが可能。さらにSSDはSATAタイプよりも高速なNVMeタイプのSSDを採用しています。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのAMD Radeon Vega 8 グラフィックスを搭載。
光学ドライブは非搭載です。
端子類は
HDMI 2.0 出力端子×1
USB3.1 Gen1 ×2 (うち1ポートは電源オフUSBチャージ機能対応)
USB Type-C 3.1 Gen2 ×1 (電源オフUSBチャージ機能対応、Power Delivery3.0)
ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1
を搭載しています。
AMD搭載モデルとインテル搭載モデルの違い
あとAMD搭載モデルでは、アクティブペンは同梱されていません。また認証も、AMDプロセッサ搭載モデルでは指紋認証は利用できず、顔認証のみが使えます。
6)パフォーマンスをチェック
CPU:AMD Ryzen 5-2500U
メモリ:16GB
ストレージ:256GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 1TB (7200rpm)
グラフィックス:Radeon VEGA 8 Graphics(CPU内蔵)
CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。
CPU:597cb→500点台を記録。ノートPCとしてはまずまずのスコアです。
ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。高速アクセスできるPCIe NVMe SSDを搭載しているだけあって高いスコアを記録しています。
次にゲームのベンチマークソフトで描画処理能力をテストしてみました。
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質 |
解像度 |
スコア |
評価 |
最高品質 |
1920×1080 |
7003 |
とても快適 |
フルHDの解像度で最高品質に設定しても、「とても快適」に楽しめるという結果が出ています。
負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。
画質 |
解像度 |
スコア |
評価 |
標準品質 (ノートPC) |
1920×1080 |
4090 |
快適 |
高品質 (ノートPC) |
1920×1080 |
2879 |
やや快適 |
最高品質 |
1920×1080 |
2082 |
普通 |
フルHD(1920×1080)の解像度で最高品質に設定すると「普通」ですが、画質を抑えめにすれば快適に楽しめるという結果が出ています。
ENVY15 x360(AMD)に搭載されているグラフィックスRadeon VEGA 8 Graphicsは、CPU内蔵タイプですが、結構パフォーマンスは高めです。負荷が中程度までのゲームであれば十分楽しめそうです。
「軽品質」「1280×720」でも「やや重い」の評価。さすがに負荷が高いゲームを楽しむのは厳しいと思います。
1回目→17.95秒/ 2回目→18.05秒/ 3回目→16.59秒
このぐらいの時間で起動するのであれば、それほど待たされる感じもなく使い始めることができます。
7)使い勝手をチェック
登録した顔を認識すると、そのままスムーズに起動してくれます。いちいちパスワード入力したり、手をセンサーに当てたりする手間がかからないのは楽です。
ただし、Webカメラが向いている方向に顔を向ける必要があります。ちょっと顔を動かすとロストすることがありました。
HP推奨モード→システムのパフォーマンス/ファン/温度を最適化するモード
パフォーマンスモード→ファンの回転速度を上げてデバイスを冷却するモード
快適モード→ファンの回転速度を上げると同時に、CPUのパフォーマンスを下げてデバイスを冷却するモード
静音モード→ファンがオフのまま、最低速度で動作するモード
8)BANG&OLUFSENテクノロジー対応スピーカーを搭載
スリムノートPCとしては納得できるレベルのサウンドだと思いました。
9)各パーツをチェック
視野角は広めなので斜め方向からでも表示をはっきり確認できます。色の見え方の変化はほとんど感じません。
画面が大きく表示が綺麗なので、動画を堪能できると思います。
100%表示だと、ウィンドウを並べて表示できるため、作業しやすいですね。
しっかりと押し込めるのと、反発もあるので、キー入力していて心地いいですね。打鍵音も、カチャカチャという耳障りな音ではなく、タンタンタンという音なので、気になりにくいと思います。
クリック部分の押し込み幅もしっかり確保されています。押した感触はやわらかめ。クリック音はそれほど大きくなく、あまり耳障りに感じませんでした。
ステータスライトで、ストレージの稼働状況をチェックできます。
まずはHDMI端子から4Kテレビに接続。
10)同梱物をチェック
まとめ
・コストパフォーマンスに優れたAMDのRyzenプロセッサを搭載
・15.6インチ液晶搭載
・2-in-1ノートPC
・アルミニウムボディが美しい
・スリムなボディ
・基本性能は高い
デザインが美しいうえ、性能面も充実したA4ノートに仕上がっています。 また2-in-1ノートPCなので、状況に合わせた使い方が可能。15.6インチ液晶という大きめのパネルを搭載しているので、作業もしやすいと思います。
コストパフォーマンスに優れたAMDのRyzen 5プロセッサを搭載しているので、価格を重視しつつ、性能面にもこだわりたい人にオススメです。
ENVY15 x360(インテル)レビュー
第8世代インテルCoreプロセッサ搭載のENVY15 x360(インテル)について解説します。詳しくは、ENVY 15 x360(インテル)レビューを参照してください。
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(更新日:2019年3月31日)