HP ENVY Phoenix 810-480jpレビュー
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ここでは、HPのハイエンドデスクトップENVY 810の特徴、性能について詳しくレビューしたいと思います。
目次
1)HPミニタワーデスクトップにおけるENVY810の位置づけ
2)ハイパフォーマンスなスペック
3)怪しく光るイルミネーションが印象的
4)各パーツをチェック
前面部 | 上面部 | 背面部 | 筐体内部
5)まとめ
2)ハイパフォーマンスなスペック
3)怪しく光るイルミネーションが印象的
4)各パーツをチェック
前面部 | 上面部 | 背面部 | 筐体内部
5)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
HPミニタワーデスクトップにおけるENVY810の位置づけ
HP ENVY 810は、HPデスクトップシリーズの中で最上位に位置付けられるハイパフォーマンスPCです。ミニタワー型筐体を採用したデスクトップとしては、他にPavilion 500、ENVY700が用意されていますが、主な違いは次のとおり。
HPミニタワーデスクトップの比較
機種名 | Pavilion 500 | ENVY 700 | ENVY Phoenix 810 |
位置づけ | エントリー | パフォーマンス | |
性能 | △ | 〇 | ◎ |
価格 | ◎ | 〇 | △ |
レビュー | レビュー | レビュー |
ENVY 810は、拡張性に優れたミニタワー型の筐体を採用しています。なので、高い拡張性を確保したいユーザーにオススメです。
またPavilion 500/ENVY 700がCPUを空気で冷却させる空冷システムを採用しているのに対し、ENVY 810では長期にわたり安定したパフォーマンスを発揮できる水冷システムを採用。他の2機種に比べてENVY 810の方が高性能なのですが、水冷システムのおかげで熱暴走を心配することもなく安心して使用することが可能です。
ただし、性能が高い分、価格も一番高くなっています。
→ミニタワーデスクトップ(Pavilion500/ENVY700/ENVY Phoenix 810)のスペックの違いについてはこちら
ただし、性能が高い分、価格も一番高くなっています。
→ミニタワーデスクトップ(Pavilion500/ENVY700/ENVY Phoenix 810)のスペックの違いについてはこちら
上の写真はENVY 810の筐体内部です。2本のホースが見えますが、これが水冷システムです。
2)ハイパフォーマンスなスペック
ENVY 810は、マシンに負荷のかかる3Dゲームを快適に楽しめるよう設計されたマシンだけあって、非常に高いパフォーマンスを発揮できるスペック構成になっています。2014年冬モデルの380jpと2015年春モデルの480jpのスペックを比較すると次のようになります。
モデル |
810-380jp |
810-480jp |
発売時期 |
2014年冬モデル |
2015年春モデル |
CPU |
インテルCore i7-4790/ i7-4770K |
インテルCore i7-4790/ i7-4790K |
チップセット |
Intel z87 |
Intel z97 |
メモリ |
最大32GB |
|
ストレージ |
HDD:1TB/2TB/3TB SSD:128GB/256GB/1TB HDD+16GB SSDキャッシュ |
HDD:1TB/2TB/3TB SSD:128GB/256GB/512GB |
グラフィック |
NVIDIA GeForce GTX760/GTX770 |
NVIDIA GeForce GTX760/GTX770/GTX980 |
光学ドライブ |
DVDスーパーマルチ/ブルーレイROM/ブルーレイディスク
|
|
電源 |
500W
|
ベースクロックが4.0GHzを超えている最新プロセッサCore i7 4790Kがオプションに加わりました。冬モデルで搭載可能だった4770Kと比べて、定格・ブースト時のクロックがアップしているほか、熱効率も改善されています。
また、ハイエンドなグラフィックスNVIDA GeForce GTX980が選択できるようになっています。豊富なインタフェース(DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3)を備えており、最大4画面出力をサポート。また4K(最大4096×2160ドット)での出力にも対応しています。
あと、従来は128GBと256GBのSSDが選択可能だったのですが、最新モデルからは512GBの大容量SSDも選択できるようになりました。高速アクセス性と大容量を両立させています。
また、ハイエンドなグラフィックスNVIDA GeForce GTX980が選択できるようになっています。豊富なインタフェース(DVI×1、HDMI×1、DisplayPort×3)を備えており、最大4画面出力をサポート。また4K(最大4096×2160ドット)での出力にも対応しています。
あと、従来は128GBと256GBのSSDが選択可能だったのですが、最新モデルからは512GBの大容量SSDも選択できるようになりました。高速アクセス性と大容量を両立させています。
次に、ENVY810のパフォーマンスをチェックしてみました。
レビューしたENVY810には、CPUにインテルCore i7-4790K 、16GBメモリ、512GB SSD+HDD2基、NVIDA GeForce GTX980グラフィックボードを搭載。
レビューしたENVY810には、CPUにインテルCore i7-4790K 、16GBメモリ、512GB SSD+HDD2基、NVIDA GeForce GTX980グラフィックボードを搭載。
非常に高いパフォーマンスを発揮できる構成になっています。
バイオハザード6ベンチマークテストで、3Dゲーム実行時の性能をチェックしてみました。
結果はランクS。「現在の設定で、とても快適な動作を見込めます。」という評価が得られました。
ロストプラネットのベンチマークテストも実行してみました。
こちらもランクS。高い評価を受けています。
さすがはゲーミングマシン。画面におけるキャラクターの動きも滑らかで描写もすごく綺麗。これならゲームの世界を堪能できると思います。
さすがはゲーミングマシン。画面におけるキャラクターの動きも滑らかで描写もすごく綺麗。これならゲームの世界を堪能できると思います。
3)怪しく光るイルミネーションが印象的
ENVY810では、前面部中央のほかに、前面部下部、筐体内部にイルミネーションが配置されており、赤色に怪しく光ります。なんで、こうした仕掛けが施されているのかといえば、EVNY810がゲーマー向けマシンだからです。
暗い環境でイルミネーションを点灯すると、ゲームの世界に没頭できそうです。
暗い環境でイルミネーションを点灯すると、ゲームの世界に没頭できそうです。
電源をオンにすると、前面部中央、
前面部下部、
筐体内部のイルミネーションが赤く光ります。わざわざ、筐体の一部を切り取って内部のイルメーションを見えるようにしているのがわかります。この部分には透明のプラスチックが貼り付けられており、通気性はありません。
なおライトの明るさを調整したり、色を変えたりすることはできないみたいです。
なおライトの明るさを調整したり、色を変えたりすることはできないみたいです。
筐体カバーを外すとこんな感じです。遊び心満載ですね。
4)各パーツをチェック
4-1)前面部
前面部。
上部には光学ドライブが配置されています。光学ドライブには、DVDドライブのほか、ブルーレイドライブも選択できます。
中央にあるカバーを下にずらすと・・・
USB端子×4、カードリーダーが姿を現します。通常は隠れており、使いたいときにカバーを下にずらして使う方式になので、誇りが入らず、実用的なつくりになっています。カードリーダーにはホコリが溜まりやすいのでこうした配慮はうれしいですね。
ENVY 810は東京の昭島工場で生産されているため、「Made in Tokyo」のシールが貼り付けられています。国内生産のため、輸送時に起因する初期不良を減らすことができます。
またENVY 810では、高サウンドシステムのBeatsAudioを搭載。
自分好みのサウンドを実現できるよう、簡単にカスタマイズすることができます。
前面部下部のデザインも、いかにもゲーミングマシンという感じがして格好いいですね。
4-2)上面部
上面部は中央が落ち込んだ湾曲設計になっています。
ちょっとした物なら置いておくことが可能。
上面部の手前には、端子類が配置されています。
USB 3.0×2、イヤホン端子、マイク端子が配置されています。前からは端子が見えず、ちょっと差し込みにくい位置にあります。
4-3)背面部
背面部。
上段には電源コンセントが配置されています。
中段には拡張用スロットを配置。 この構成では、テレビチューナーとグラフィックボードを搭載しています。
下段の右下には、イヤホン、マイク、スピーカーなどの各種音声入出力端子が配置されています。
さらにその下には、USB 3.0ポート×2、USB 2.0ポート×4、Ethenetポートなどが配置されています。
デフォルトで映像出力端子として、DVIとHDMIを搭載していますが、このENVY810の構成では、NVIDA GraphicPro GTX980グラフィックボードを搭載しており、そちらの映像出力端子を使うことになるので、ここにある端子は使わないようフタがかぶせられています。
デフォルトで映像出力端子として、DVIとHDMIを搭載していますが、このENVY810の構成では、NVIDA GraphicPro GTX980グラフィックボードを搭載しており、そちらの映像出力端子を使うことになるので、ここにある端子は使わないようフタがかぶせられています。
4-4)筐体内部
HP ENVY 810では、右側面部を取り外して、筐体内部に簡単にアクセスできる設計になっています。
ネジが大きめなので、ツールを使わなくても指で緩めることが可能。ツールレスで筐体内部にアクセスできるのは便利です。
側面部を後ろ方向にずらしてやれば、簡単に側面部のカバーを取り外せます。
カバーは鉄製のため、重いので注意が必要。
カバーにはパーツの外し方がイラストで説明されています。
筐体内部。さすがミニタワー筐体を採用しているだけあって、スペースに余裕があります。
左上には光学ドライブ。
スロットは2つ用意されており、そのうちの1つが使用されています。
左下にはHDDスロットが3つ配置されています。
留め具を指で外すだけで簡単にHDDを取り外すことができます。
ツールは不要です。横向きに配置されているので、出し入れが楽です。
右上には電源ユニット。
最大出力は500W。
電源ユニットの下には、拡張スロットが配置されています。
ENVY 810の最新モデルとなる480jpには、拡張用スロットとして、PCI Expressx16が1つ、PCI Expressx1が1つ配置されています。
旧モデルの380jpには、PCI Expressx16が1つ、PCI Expressx1が3つ配置されていました。最新モデルでは、PCI Expressx1が2つ減らされているので注意が必要です。
この構成では、PCI Expressx16スロットにNVIDA GeForce GTX980グラフィックボードが挿入されています。
ENVY 810の最新モデルとなる480jpには、拡張用スロットとして、PCI Expressx16が1つ、PCI Expressx1が1つ配置されています。
旧モデルの380jpには、PCI Expressx16が1つ、PCI Expressx1が3つ配置されていました。最新モデルでは、PCI Expressx1が2つ減らされているので注意が必要です。
この構成では、PCI Expressx16スロットにNVIDA GeForce GTX980グラフィックボードが挿入されています。
右下にはマザーボードが配置されています。
CPUの左にメモリスロット×4が配置されています。
5)まとめ
以上、ENVY810について見てきました。まとめると次のとおり。
・ゲームを快適に楽しめるよう設計されたハイエンドマシン
・最新のインテルCore i7/4790K/NVIDA GeForce GTX980/512GB SSDを選択できる
・ゲームの世界に浸れるよう、赤色のイルミネーションを効果的に配置
このENVY 810は、高パフォーマンスマシンを手に入れたいという人にお勧めしたいハイエンドデスクトップです。具体的にはゲームや動画/画像の編集など、負荷のかかる作業を快適に行いたい人にぴったりのマシンと言えるでしょう。
ミニタワー型筐体を採用しているので拡張性にも優れており、多様なオプションを活用して自分のニーズに合った構成にカスタマイズすることが可能です。
怪しく光る、遊び心満載の赤色イルミネーションもいいアクセントになっていると思います。
・ゲームを快適に楽しめるよう設計されたハイエンドマシン
・最新のインテルCore i7/4790K/NVIDA GeForce GTX980/512GB SSDを選択できる
・ゲームの世界に浸れるよう、赤色のイルミネーションを効果的に配置
このENVY 810は、高パフォーマンスマシンを手に入れたいという人にお勧めしたいハイエンドデスクトップです。具体的にはゲームや動画/画像の編集など、負荷のかかる作業を快適に行いたい人にぴったりのマシンと言えるでしょう。
ミニタワー型筐体を採用しているので拡張性にも優れており、多様なオプションを活用して自分のニーズに合った構成にカスタマイズすることが可能です。
怪しく光る、遊び心満載の赤色イルミネーションもいいアクセントになっていると思います。
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(更新日:2015年4月17日)