HP EliteDesk 800 G5 SF/CTレビュー
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EliteDesk 800 G5 SF/CTは、HPの法人向けEliteシリーズに属するデスクトップ。省スペースを実現したスタンダードモデルです。
主な特徴は次のとおり。
・省スペースデスクトップ
・縦置き/横置き可能
・第9世代インテルCoreプロセッサ搭載
・多彩なカスタマイズが可能
・容易に筐体内部にアクセスしてカスタマイズできる
ここではEliteDesk 800 G5 SF/CTの特徴、スペック等について詳しく解説します。
・省スペースデスクトップ
・縦置き/横置き可能
・第9世代インテルCoreプロセッサ搭載
・多彩なカスタマイズが可能
・容易に筐体内部にアクセスしてカスタマイズできる
ここではEliteDesk 800 G5 SF/CTの特徴、スペック等について詳しく解説します。
目次
1)省スペースモデル
2)一定の拡張性を有する
3)スタンダードレベルの性能を発揮
4)各パーツをチェック!(前面部/側面部/背面部)
5)容易にカスタマイズ可能
6)同梱物をチェック
7)HP Elite Premiumサポートを受けることができる
8)まとめ
2)一定の拡張性を有する
3)スタンダードレベルの性能を発揮
4)各パーツをチェック!(前面部/側面部/背面部)
5)容易にカスタマイズ可能
6)同梱物をチェック
7)HP Elite Premiumサポートを受けることができる
8)まとめ
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
1)省スペースモデル
HP EliteDesk 800 G5 SF/CTは、省スペース性を重視したデスクトップ。
HP法人向けセパレートタイプデスクトップは、筐体の大きさに応じて下のとおりDM/SF/TWの3つに大別されます。
筐体 | DM | SF | TW |
超小型 | 省スペース | タワー | |
大きさ | 小 ← → 大 |
EliteDesk 800 G5 SF/CTは、この中でSFに分類されており、スリムタイプの筐体を採用しています。つまり省スペースと性能のバランスを重視したモデルと言えます。
寸法は338×308×100 mm。
片手で掴める大きさです。横置きのほか、タワースタンドなしでの 縦置きも可能なので、状況に合わせた設置が可能。
縦置きにした場合、幅は約10cmしかなく、設置面積が少なくて済むため、スペースの制約がある場所でも設置することができます。
縦置きにした場合、幅は約10cmしかなく、設置面積が少なくて済むため、スペースの制約がある場所でも設置することができます。
スタンドも付属しているので、装着した方が安定性が増します。
素材は柔らかく、はめ込むだけでOK。しっかりホールドしてくれるので、多少揺らしたぐらいではびくともしません。
23インチ液晶モニタと接続したところ。
横置きすることも可能です。
2)一定の拡張性を有する
HP EliteDesk 800 G5 SF/CTは省スペース性を重視していますが、一定の拡張性を有しているため、購入した後で構成をカスタマイズすることが可能です。
搭載している拡張スロットは、
・ロープロファイル16x PCIe×1スロット(奥行最大16.7cm)
・ロープロファイル16x PCIe(4xでの動作)×1スロット(奥行最大16.7cm)
・ロープロファイル1x PCIe×2スロット(奥行最大16.7cm)
・M.2 PCIe x1-2230×1 スロット (for WLAN)
・M.2 PCIe x4-2280/2230×4スロット(for storage)。
ドライブベイは、外部スリムラインベイ×1、外部SDスロット、内部 3.5インチ×2、内部2.5インチ×1です。
搭載している拡張スロットは、
・ロープロファイル16x PCIe×1スロット(奥行最大16.7cm)
・ロープロファイル16x PCIe(4xでの動作)×1スロット(奥行最大16.7cm)
・ロープロファイル1x PCIe×2スロット(奥行最大16.7cm)
・M.2 PCIe x1-2230×1 スロット (for WLAN)
・M.2 PCIe x4-2280/2230×4スロット(for storage)。
ドライブベイは、外部スリムラインベイ×1、外部SDスロット、内部 3.5インチ×2、内部2.5インチ×1です。
3)スタンダードレベルの性能を発揮
EliteDesk 800 G5 SF/CTの主なスペックは次の表のとおり。
機種名 | EliteDesk 800 G5 SF/CTスペック |
CPU | インテル Core i3-9100 プロセッサー (3.60 GHz/インテル スマート・キャッシュ 6MB) インテル Core i5-9500 プロセッサー (3.00 GHz-最大4.40GHz/インテル スマー ト・キャッシュ9MB) インテル Core i5-9600 プロセッサー (3.10 GHz-最大4.60GHz2/インテル インテル Core i7-9700 プロセッサー (3.00 GHz-最大4.70GHz/インテル スマー ト・キャッシュ12MB) インテル Core i9-9900 プロセッサー (3.10 GHz-最大5.00GHz/インテル スマー ト・キャッシュ16MB) |
メモリ | PC4-21300(2666MT/s) : 4GB(4GB×1) / 8GB(8GB×1) / 16GB(8GB×2) / 32GB(16GB×2) / 64GB(16GB×4) / 128GB(32GB×4) (最大128GB) |
ストレージ | 【1stストレージ】 SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB SSD M.2(NVMe) : 128GB(TLC) / 256GB(TLC) / 512GB(TLC) / 1TB(TLC) 【2ndストレージ】 なし / SATA/600(7,200rpm) : 500GB / 1TB / 2TB SSD M.2(NVMe) : 128GB(TLC) / 256GB(TLC) / 512GB(TLC) / 1TB(TLC) |
グラフィックス | インテルUHDグラフィックス630/ AMD Radeon R7 430 LP 2GB / AMD Radeon RX550X LP 4GB / AMD Radeon R7 430 LP 2GB 2 |
光学ドライブ | なし / DVD-ROM ドライブ(9.5mm スリムライン) / DVD ライター(9.5mm スリムライン) |
映像出力端子 | DisplayPort x2 (AMD Radeon R7 430 LP 2GB選択時) / DisplayPort x4 (AMD Radeon R7 430 LP 2GBとAMD Radeon R7 430 LP 2GB 2ndを同時選択時) / DisplayPort x1 、HDMI x1 (AMD Radeon RX550X LP 4GB) |
端子類 | USB3.1×6(前面 2・背面 4)、 USB TypeCx1 3.1(前面1)、USB2.0×4(前面2(1 つはチャージングポート) 、背面2) |
vPro対応 | インテルCore i3-9100搭載モデル以外は対応 |
寸法/ 重量 |
338×308×100 mm/ 約6.13kg |
標準保証 | 3年+ Premiumサポート |
CPUには第9世代Core i3/i5/i7/i9プロセッサから選択可能。
コスパ重視ならCore i3、性能重視ならCore i7、その中間でいいのならCore i5というように選ぶことができます。
メモリは4GB/8GB/16GB/32GB/64GB/128GBでカスタマイズできます。スロットは4つ搭載されています。
ストレージはHDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。1stと2ndの2つのストレージを構成することができます。したがって、1stをSSDに、2ndをHDDのハイブリッド構成にして、高速アクセスと大容量のいいとこ取りをすることも可能です。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックに加えて、AMD Radeon R7 430 LP 2GB、AMD Radeon RX550X LP 4GBのシングル構成、さらにはAMD Radeon R7 430 LP 2GB+AMD Radeon R7 430 LP 2GBのデュアル構成も選択できます。
なお、スピーカーが内蔵されています。音質はそれほどよくありませんが、外付けのスピーカーをわざわざ接続しなくても音を出すことができるのは便利だと思います。
コスパ重視ならCore i3、性能重視ならCore i7、その中間でいいのならCore i5というように選ぶことができます。
メモリは4GB/8GB/16GB/32GB/64GB/128GBでカスタマイズできます。スロットは4つ搭載されています。
ストレージはHDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。1stと2ndの2つのストレージを構成することができます。したがって、1stをSSDに、2ndをHDDのハイブリッド構成にして、高速アクセスと大容量のいいとこ取りをすることも可能です。
グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルHDグラフィックに加えて、AMD Radeon R7 430 LP 2GB、AMD Radeon RX550X LP 4GBのシングル構成、さらにはAMD Radeon R7 430 LP 2GB+AMD Radeon R7 430 LP 2GBのデュアル構成も選択できます。
なお、スピーカーが内蔵されています。音質はそれほどよくありませんが、外付けのスピーカーをわざわざ接続しなくても音を出すことができるのは便利だと思います。
このEliteDesk 800 G5 SFは、東京で組み立てられています。海外で生産されるモデルに比べて、輸送距離が短くなるため、輸送中の故障が発生する可能性を減らすことができます。
EliteDesk 800 G5 SF のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。
CPU:インテルCore i3-9100
メモリ:8GBGB
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(CPU内蔵)
CPU:インテルCore i3-9100
メモリ:8GBGB
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテルUHDグラフィックス(CPU内蔵)
CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。
CPU:cb→633cb:オフィスワークには十分な性能を発揮できることを示すスコアです。
実際にWeb閲覧/動画再生といった、頻繁に行うことの多い一般的なタスクを実行したところ、快適に処理できました。
CPU:cb→633cb:オフィスワークには十分な性能を発揮できることを示すスコアです。
実際にWeb閲覧/動画再生といった、頻繁に行うことの多い一般的なタスクを実行したところ、快適に処理できました。
負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質 |
解像度 |
スコア |
評価 |
最高品質 |
1280×720 |
6852 |
快適 |
標準品質 |
1920×1080 |
3958 |
普通 |
解像度を抑えめにすれば快適に楽しめるという結果が出ています。
4)各パーツをチェック
HP EliteDesk 800 G5 SFの各パーツをチェックします。
前面部。中央下部に端子類が配置されています。
写真左から順に、SDカードリーダー(オプション)、USB Type-C 3.1 Gen2、USB 3.1 Gen 2 × 2、USB2.0×2、ヘッドホン端子、ヘッドホン/マイクコンボ端子、電源ボタンが配置されています。
写真左から順に、SDカードリーダー(オプション)、USB Type-C 3.1 Gen2、USB 3.1 Gen 2 × 2、USB2.0×2、ヘッドホン端子、ヘッドホン/マイクコンボ端子、電源ボタンが配置されています。
端子類の上には光学ドライブが配置されています。
前面部にUSB端子があると、気軽にUSBデバイスを接続できて便利です。
右側面部。
左側面部。横置きするときのためのゴム足が4つ配置されています。
背面部。上の写真の右に電源コネクタ、真ん中に拡張カード用のカバー、左に各種端子が配置されています。
写真左から順に、オーディオ入力端子、DisplayPort×2、オプション用ポート(この構成ではVGAポート)、LAN端子、USB 2.0×2、USB 3.1 Gen2 × 2、USB 3.1 Gen1 × 2が配置されています。
拡張カード用のスペースは4つ配置されています。HP EliteDesk 800 G5 SF/CTではロープロファイル仕様のカードのみを装着することができます。
5)容易にカスタマイズ可能
HP EliteDesk 800 G5 SFは、簡単に側面部を取り外して、筐体内部にアクセスできます。
背面部にある留め具をずらしながら、側面部を手前に引っ張れば、側面部を外せます。ドライバなどのツールを使う必要はありません。
側面部を外したところ。
筐体内部。左下にマザーボード、上にストレージ、右下に電源ユニットが配置されています(写真の上部が前面部、下部が背面部です)。
電源ユニット。
CPU冷却ファンの右横に拡張カードスロットが配置されています。
ロープロファイル16x PCIe×1スロット(奥行最大16.7cm)、ロープロファイル16x PCIe(4xでの動作)×1スロット(奥行最大16.7cm)、ロープロファイル1x PCIe×2スロット(奥行最大16.7cm) が利用可能です。
ロープロファイル16x PCIe×1スロット(奥行最大16.7cm)、ロープロファイル16x PCIe(4xでの動作)×1スロット(奥行最大16.7cm)、ロープロファイル1x PCIe×2スロット(奥行最大16.7cm) が利用可能です。
ストレージは、緑色の留め具を解除すれば、簡単に脱着できます。
ストレージ格納部分は、上部に動かすことができます。
こんな感じでスライドさせることが可能。スライドさせるにはちょっと力が必要です。
するとメモリスロットが姿を現します。メモリスロットは4基搭載されています。
このギミックのおかげで、ボディをコンパクト化しつつ、カスタマイズを容易に行うことができます。
6)同梱物をチェック
HP EliteDesk 800 G5 SFの同梱物を確認してみましょう。
電源ケーブル。
標準で同梱されるキーボードは有線タイプ。USB端子で接続します。
マウスも有線タイプです。
キーボード/マウスなしを選択することもできますが、「なし」を選択した場合でも価格は安くなりません。
キーボード/マウスなしを選択することもできますが、「なし」を選択した場合でも価格は安くなりません。
7)HP Elite Premiumサポートを受けることができる
HP EliteDesk 800 G5 DM/CTを購入すると、標準保証よりワンランク上のサポートのHP Elite Premiumサポートを受けることができます。
専用の回線が設置されるため迅速な対応が期待できるほか、ワンストップでのサポートが可能です。また、標準の保証内容と比べ受付時間が延長されるほか、修理時間の短縮にも対応しています。
詳しくは、HP Elite Premiumサポート詳細情報 (HP Webサイト)を参照してください。
まとめ
以上、HP EliteDesk 800 G5 SF/CTの特徴について見てきました。まとめると次のとおり。
・省スペース性を重視したデスクトップ
・縦置き/横置き可能
・一定の拡張性を有する
・第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
・Elite Premiumサポートを受けることができる
*詳しくは、EliteDesk 800 G5 SF/CT詳細情報
(HP Webページ)を参照してください。
・省スペース性を重視したデスクトップ
・縦置き/横置き可能
・一定の拡張性を有する
・第9世代インテルCore i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
・Elite Premiumサポートを受けることができる
*詳しくは、EliteDesk 800 G5 SF/CT詳細情報
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(更新日:2019年8月28日)