HP 280 G3 SFレビュー

HP 280 G3 SFは、HPの法人向デスクトップPC。ライトユーザー向けの構成となっており、最小構成で2万円台というお手頃価格を実現しています。

(上の画像の縦置きされているのがHP 280 G3 SF）

HP法人向けセパレートタイプデスクトップは、筐体の大きさに応じて下のとおりDM/SF/TWの3つに大別されます。

HP 280 G3 SFは、この中でSFに分類されており、スリムタイプの筐体を採用しています。つまり省スペースと性能のバランスを重視したモデルと言えます。

イベントにHP 280 G3 SFが展示されていたので、ここではHP 280 G3 SFの特徴、スペック等について詳しく解説します。

HP 280 G3 SFは、省スペース性を実現したコンパクトPC。

寸法は270×290×95 mm。横置きに加えて、スタンドなしで縦置きにすることもできます、横置きの場合に比べて、さらに設置面積を少なくすることができます。使用状況に合わせて、縦置き/横置きできるのはいいですね。

HP 280 G3 SFの主なスペックは次の表のとおり。

CPUにはコストパフォーマンスに優れたCeleronに加え、第8世代インテルCore i3/i5プロセッサを選択できます。とにかく価格重視ならCeleronを、パフォーマンスに余裕が欲しいのならCore i5を選ぶとよいでしょう。

メモリは4GB/8GB搭載モデルを選択可能。ストレージは500GB/1TB HDD搭載モデルを選択できます。SSDは選択できません。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのインテルUHDグラフィックのみを選択可能。

価格重視のライトユーザー向けデスクトップとあって、スペックは抑えめ。比較的負荷の軽いタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作)を実行する層をターゲットにしているのがわかります。

HP 280 G3 SFの各パーツをチェックします。

前面部。全面がブラックになっています。

1）DVDライター、2）USB 3.1 Gen1 × 2、3）SDカードリーダー、4）ヘッドフォン/マイクロフォンコンボジャック、5）電源ボタン

が配置されています。

前面部にUSB端子があるので、USBデバイスの抜き差しが簡単に行えて便利です。

背面部。

7）ライン出力、8）ライン入力/マイク入力、9）セキュリティロックケーブル用スロット、10）HDMIポート、11）シリアルポート、12）VGAポート、13）ネットワークポート（RJ-45）、14）USB 2.0 × 2、15）USB 2.0 × 2、16）USB 3.1 Gen1 × 2、17）電源コネクター

が配置されています。

映像出力端子として、VGA端子とHDMI端子の合計2つの端子が装備されています。それぞれをモニタに接続することで、2画面出力が可能。広い表示領域を確保できるため、効率的な作業環境を構築できます。

以上、HP 280 G3 SFについて解説しました。特徴をまとめると次のとおり。

・コンパクトな省スペースマシン
・縦置き/横置き可能
・価格重視モデル

*詳しくは、HP 280 G3 SF詳細情報 (HP Webページ)を参照してください。