Spectre 13レビュー

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Spectre 13は13.3インチ液晶搭載ノート。非常に洗練されたデザインのスタイリッシュノートです。

Spectre 13-v006TU/v007TU レビュー

(2011/11追記:後継モデルとして第8世代インテルCoreプロセッサ搭載のSpectre 13(2017年11月モデル)が登場しました。タッチパネルを搭載しているなど、様々な改良が施されています。スペックの違いについてはSpectre 13(2017年11月モデルレビューを参照してください)

ここでは、Spectre 13について詳しくレビューします。

目次
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

1)エレガントなデザイン

エレガントなデザイン

Spectre 13の一番の特徴は、その洗練されたデザイン。ダーググレーのシックなボディに、研磨加工が施されたブロンズゴールドが印象的に使われています。

同じようにデザインにこだわったノートとしてSpectre x360が用意されていますが、Spectre x360が液晶を360度回転できる仕様になっており、ニーズに合わせて多彩な遣い方ができますが、Spectre 13はクラムシェル型のノートPCで性能にこだわっています。

高級感のあるデザイン

PCというよりは高級家具といった雰囲気です。

一体感がある

キーボードおよび周辺部もダーググレーを採用。一体感があります。

研磨加工

やっぱり目を引くのがゴールドの部分。
この部分には研磨加工が施されているため、ピカピカです。

丸みを帯びている

天板の端の部分も丸みを帯びたデザインになっているのがわかります。

ゴールド 印象的

こうやって持ってみても、ゴールドの部分が印象的ですね。

ヒンジ 特徴的

ヒンジ部分が特徴のある設計になっています。

光沢感がある

シリンダー ヒンジ

閉まるとヒンジが見えなくなるシリンダーヒンジを採用。すっきりとした印象を与えます。

液晶を開く

液晶を開いてまず目に飛び込むのがゴールドの部分。

存在感がある

こうやって机の上に置いておくだけでも、通常のノートとは違う圧倒的な存在感を醸し出しています。

満足感高い

デザインにこだわり抜いているので、持っていると高い満足感を得られると思います。

落ち着いた印象

2)コンパクト/スリムボディ

スリム ボディ

Spectre 13は非常にスリムなボディを採用。世界最薄レベルの10.4mmしかありません(最薄部)。

液晶を開いたところ

液晶を開いたところ。

側面部に端子類は配置されていない

あまりに薄いので側面部に端子類は配置されていません。

持ちやすい

これだけ薄いのですごく持ちやすいです。

カーボンファイバ

重量は約1.11kgと軽量です。ボディにカーボンファイバを採用しており、高い強度を誇るため、片手で持っても安心です。

持ってみたところ

持ってみたところ。軽いのですごく携帯しやすいです。

圧倒的な薄さ

非常に薄いのがわかりますね。ほんと、「この薄さ大丈夫か?」と思っちゃうレベルです。

雑誌と比較

雑誌と比較してみました。

サブノートとして使用

サブノートとして使うとこんな感じ。

3)優れた基本性能

Spectre 13の主なスペックをチェックしてみましょう。

主なスペック

機種名 HP Spectre 13-v107TU HP Spectre 13-v108TU
OS Windows 10 Home 64ビット
液晶 13.3インチワイド・フルHD(1920×1080ドット)ディスプレイ
CPU インテル Core i5-7200U プロセッサー (2.50GHz-3.10GHz, インテル スマート・キャッシュ 3MB / インテルRターボ・ブースト・テクノロジー2.0) インテル Core i7-7500U プロセッサー (2.70GHz-3.50GHz, インテル スマート・キャッシュ 4MB / インテルRターボ・ブースト・テクノロジー2.0)
メモリ 8GB オンボード (1866MHz,LPDDR3 SDRAM)
ストレージ 256GB SSD (PCIe,NMVe, M.2) 512GB SSD (PCIe,NMVe, M.2)
光学ドライブ -
グラフィックス インテル HDグラフィックス 520 (プロセッサーに内蔵)
端子類 USB Type-C×3
(うち2ポートはThunderbolt 3対応)
ヘッドホン出力/マイク入力コンボポート
バッテリ駆動時間 約10時間
サイズ 約325×229×10.4-11.2mm
重量 約1.11kg
価格
(税別)
139,800円 159,800円
OSはWindows 10。CPUは最新モデルがインテル第7世代Core i5/i7プロセッサ、メモリは8GB、ストレージは高速アクセス可能な256/512GB SSD (PCIe,NMVe, M.2)という構成になっています。

スリムタイプノートでありながら、省電力プロセッサのCore mではなく、より高性能なCore Uを搭載しています。また高速アクセス可能なSSD (PCIe,NMVe, M.2)を搭載しているため、読み込み速度を向上させることが可能。コンパクトな13インチノートとしては十分なパフォーマンスを発揮できると思います。
バッテリ駆動時間は約10時間を確保。1日中外出しても、バッテリ残量を気にせず済むレベルを確保しています。

4)USB Type-Cのみを搭載だが変換アダプタを同梱

Spectre 13のインタフェースはUSB Type-C×3(うち2ポートはThunderbolt 3対応)のみ。薄さを重視した結果、搭載しているインタフェースは絞っているので注意が必要です。

ただし、USB Type-Cから通常のUSB Aへの変換アダプタを1本標準で同梱しているため、従来のUSBデバイスもそのまま利用可能です。

USB Type-C 変換アダプタ

これが変換アダプタ。

USB A端子

USB A端子に接続する側。

USB Type-C端子に接続する側。

変換アダプタ 接続

USB Type-Cは上下の向きがないので接続が簡単でいいですね。Spectre 13のUSB Type-C端子はすべて背面部に搭載されているため、接続する際は後ろにスペースが必要となります。

この他にもオプションで各種変換アダプタが用意されています。

USB Type-C 変換トラベルドック

こちらはUSB Type-C 変換トラベルドック。非常に軽いうえに、ケーブルも収納できるタイプなので、気軽に持ち運べます。

USB Type-C 変換トラベルドック 端子

搭載している端子類は、VGAとHDMIの映像出力端子、LAN、USB×2。これだけあれば、とりあえず十分だと思います。

USB Type-C 変換トラベルドック 接続

こんな感じで接続することが可能。

ディスプレイ/プロジェクター接続用の変換アダプタ

ディスプレイ/プロジェクター接続用の変換アダプタも用意されています。ELECOM製USB Type-C 変換ケーブルが利用可能です。HDMI端子を利用できるタイプとVGAを利用できるタイプの2種類が提供されています。

5)優れたサウンド性能

キーボードの左右にスピーカーを配置

キーボードの左右にスピーカーが配置されています。

スピーカー

BANG&OLUFSEN

BANG&OLUFSENのデュアルスピーカーを搭載しているため、優れたサウンド性能を発揮できます。

チューニング可能

また音質をチューニングするためのソフトウェアも用意されています。

6)各パーツをチェック

次にSpectre 13の各パーツについてチェックします。

液晶パネル

液晶。13.3インチワイド液晶パネルを搭載。

光沢パネル

光沢パネルを採用しています。最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。タッチパネルではありませんが、ゴリラ4ガラスを搭載。高い耐久性・傷耐性を誇ります。

また枠と液晶が一体となったタイプなので洗練された印象を与えます。

精細感の高い表示

液晶表示はすごく綺麗。精細感が高く文字つぶれもなし。

色の表現 鮮やか

色の表現が鮮やかですね。とても瑞々しい。黒がしっかり表現できています。

視野角広い

IPSパネルを搭載しているため視野角も広く、斜め方向からでもばっちり表示を確認できます。

クリアな表示

動画を視聴してみましたが、非常にクリアで、色鮮やかなので、見ていて楽しくなります。

スポーツ 堪能

動きの早いラグビーも堪能できました。

キーボード

キーボード。

キーピッチ 広い

キーピッチも広く、使いやすいキーボードだと思います。

キーストローク

本体は非常にスリムですが、キーストロークは深め。

押し込み

しっかりと押し込むことができます。なので非常に快適なキー操作が可能です。

またキーボード中央部を強く押してもそれほとたわみません。

バックライト

バックライトも装備しています。

暗い環境でも作業可能

したがって飛行機などの暗い環境でも快適に操作可能。

タッチパッド

タッチパッドは、クリックボタンが一体となったタイプを採用。表面の滑りはよく、反応も良好です。

反応いい

クリックボタン部分の反応もいいですね。

底面部

底面部。簡単には内部にアクセスできない仕様になっているのがわかります。バッテリは内蔵タイプです。

側面部

前述したとおり、両側面部に端子類は配置されていません。

背面部 端子

背面部。USB3.1 Type-C×3、ヘッドホン出力/マイク入力コンボポートが配置されています。

背面部 のぞき込む

電源ケーブルと変換アダプタを接続するとこんな感じです。背面部の端子に接続する際は、のぞき込む必要があるのでちょっと面倒ですね。

前面部

前面部には窪みが配置されています。

片手だけで液晶を開ける

液晶を開くときに、この窪みに指をひっかけると簡単に開きます。なお、Spectre 13では、両手を使わなくても片手だけで液晶を開けることができます。これ意外と快適です。

ACアダプタと電源ケーブル

同梱されているACアダプタ。

ACアダプタ コンパクト

電源ケーブル 接続 USB Type-C

接続端子はUSB-Type-Cです。
Spectre 13には、専用ケースとクロスが標準で同梱されています。

専用ケース

こちは専用ケース。

PUレザー

合成皮革であるPUレザーを使っていますが、見た目は革そのもの。高級感があります。

ケース

フタはありませんが、本体を入れると結構きつきつなので、逆さにしても簡単にはすべり落ちないと思います。

専用クロス

専用クロス。Spectre 13の天板部分およびゴールドの部分は指紋や汚れがつきやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

7)オプションをチェック

レザー クラッチバッグ

オプションで、レザークラッチバッグが用意されています。

落ち着いたデザイン

PC本体とマッチしたデザインが魅力的です。

ジッパーで閉じる

内側はすごく滑らか。ジッパーで閉じることができます。

高級感がある

標準で同梱される専用ケースと比べると高級感はこちらの方が上ですね。

マウス

Spectre 13のデザインとマッチしたワイヤレスマウス(HP Z5000 Bluetooth マウス)もオプションで用意されています。

Bluetoothで接続

Bluetoothで接続することが可能。

まとめ

Spectre13-v レビュー まとめ

以上、Spectre 13について詳しくレビューしました。特徴をまとめると次のとおり。

・高い質感を実現したラグジュアリーなデザイン
・どこへでも持ち運べる薄型・軽量設計
・優れた基本性能
・高いサウンド性能
・専用カバーを同梱


エレガントでスリムなボディに似合わず、高い性能を発揮できるノートに仕上がっていると思います。これだけの性能のマシンがこんなにスリムで軽量なのは本当に驚きです。外へ気軽に持ち運べますが、外出先で使っていたらデザインの良さで注目を浴びそうですね。デザインにこだわったパワフルなモバイルノートを探している人にオススメです。

Spectre 13(2017年11月モデル)レビュー

Spectre 13の後継モデルとしてSpectre 13(2017年11月モデル)が登場しました。タッチパネルを搭載している、ベゼル幅が薄くなっているなど、様々な改良が施されています。詳しくはSpectre 13(2017年11月モデル)レビューを参照してください。

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(更新日:2017年11月24日)