HP Pavilion All-in-One 27-caの特徴解説

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Pavilion All-in-One 27-caは、27インチの大型液晶を搭載したオールインワンPC(→HPオールインワンPCのラインアップはこちら)。 PC本体と液晶が一体化されています。

Pavilion All-in-One 27-ca

Pavilion All-in-One 27-caの主な特徴は次のとおりです。

  • 液晶とPC本体が一緒になったオールインワンPC
  • 27インチの大型液晶を搭載
  • ベゼル幅が狭く、スタイリッシュなデザイン
  • 第12世代インテルCoreプロセッサを搭載
  • Webカメラを格納可能

ここでは、Pavilion All-in-One 27-caの特徴・スペック等について詳しく解説したいと思います。

ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。

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1)27インチ液晶搭載のオールインワンPC

Pavilion All-in-One 27-caは27インチ液晶搭載のオールインワンPC。液晶の外枠(ベゼル)部分が狭いスリムベゼルデザインを採用しているため、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。

最大解像度は2560×1440ドット。フルHD(1920×1080ドット)よりも広い表示領域を確保できるため、作業効率をアップできます。この解像度なら27インチの大画面を有効活用できると思います。個人的には、27インチの大きさがあれば2560×1440ドットでも、拡大表示せず100%表示のままで文字が見づらくなるというこはないと思います。

表示の綺麗なIPSパネルを搭載しているため、動画や画像も楽しめると思います。

  メリット デメリット
TN
  • 価格が安い
  • 応答速度が速い
  • 色表現が淡い
  • 青みがかった表示
  • 視野角が狭い
VA
  • コントラスト比が高い
  • 黒の表現いい
  • 色表現がそれほど良くない
  • 視野角がそれほど広くない
★IPS
  • 色表現が優れている
  • 視野角が広い
  • 価格が高い

また非光沢パネルを採用しているため、映り込みが発生しにくく、長時間見続けても目の疲れを感じにくいでしょう。

  メリット デメリット
光沢パネル
  • 色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる
  • 照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
  • ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
★非光沢パネル
  • 映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
  • ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
  • 光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

タッチディスプレイは非搭載なので、指による直感的な操作を実行することはできません。

液晶が大きめなので見やすいと思います。

背面部のカラーリングはスノーフレークホワイト。

横から見たところ。スリムなのでそれほど場所は取らずに設置できそう。

2)スペックをチェック

Pavilion All-in-One 27-caはオールインワンPCですが、基本性能は充実しており、セパレートタイプと比べても引けを取らない構成に仕上がっています。

【Pavilion All-in-One 27-caの主なスペック】

モデル名 HP Pavilion All-in-One 27-ca1000jp
CPU インテルCore i5-12400T プロセッサー (最大 4.20GHz, インテルスマートキャッシュ18MB, 6コア/12スレッド)
インテルCore i7-12700T プロセッサー (最大 4.70GHz, インテルスマートキャッシュ25MB, 12コア/ 20スレッド)
カラー スノーフレークホワイト
メモリ 16GB (8GB×2) DDR4-3200MHz
ストレージ 512GB SSD (PCIe NVMe M.2) + 2TB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)
液晶 27.0インチワイド・QHD非光沢IPS・最大 2560×1440ドット
【CPU】

CPUに第12世代インテルCore i5-12400T/Core i7-12700Tプロセッサを搭載したモデルを用意。Core i5は6コア、Core i7は12コアとコア数が多いため、マルチタスク処理に優れています。

【メモリ】

メモリは16GB搭載モデルを用意。16GBあれば、Web閲覧/動画再生といった、オールインワンPCで実行することの多い軽めのタスクであれば、快適に処理できるでしょう。メモリ2枚で構成されるデュアルチャネル構成のため、一度の多くのデータをやりとりでき、マルチタスクを高速に実行できます。

【ストレージ】

ストレージは、SSD+HDDのハイブリッド構成を選べます。高速データ転送可能なSDDと低コストで大容量データを保存できるHDDのいいとこ取りが可能。1stストレージのSSDの容量は512GBあるので、すぐに容量が足りなくなる事態は発生しないと思います。

【グラフィクス】

グラフィックスは、CPU内蔵のインテルUHDグラフィックスを搭載。高性能なグラフィックス搭載モデルが用意されていません。

3)特徴をチェック

Pavilion All-in-One 27-caの特徴をチェックします。

ポップアップ式のカメラを採用

Webカメラは押すと液晶上部に飛び出してくるタイプです。使わないときは収納できるため、動画/画像の流出問題を回避することができます。画素数が500万画素の高精細カメラです。

搭載している端子類

背面部下に端子類を配置。

左から順に、HDMI入力端子、HDMI出力端子、ネットワークポート(RJ-45)、電源コネクタ、USB 2.0 Type-A ×2、SuperSpeed USB Type-A 5Gbps、SuperSpeed USB Type-C 5Gbps、セキュリティロックケーブル用ホールが配置されています。

また左側面部の一番下にヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、右側面部の一番下にSuperSpeed USB Type-A 5Gbps ×1が配置されています。

HDMI入力端子を搭載

HDMI出力端子に加えて、HDMI入力端子も装備されているので、セカンドモニターとして利用可能。ノートPCやゲームなどを接続することにより、大きな画面で作業したり、ゲームを楽しんだりすることができて便利です。

北欧の老舗音響メーカーBang & Olufsenと共同で開発したサウンドシステムを搭載。液晶下部にスピーカーが配置されています。

傾き調整可能

85°~110°の範囲でパネルの傾きを調整できます。高さ調整/左右回転機能は搭載されていません。

まとめ

HP Pavilion All-in-One 27

以上、Pavilion All-in-One 27-caについて見てきました。特徴をまとめると次のとおり。

Pavilion All-in-One 27-caの特徴
  • オールインワンPC
  • 27インチの大型パネルを搭載
  • QHDのパネルを搭載したモデルを選択可能
  • ベゼル幅が狭く、非常にスタイリッシュなデザイン
  • 充実した基本性能
  • Webカメラを格納可能

27インチの大きな液晶を搭載したオールインワンPCです。大きな画面で作業したい/映像を楽しみたいという人にオススメです。

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(更新日:2022年10月31日)