HP 250 G7レビュー/評価

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HP 250 G7は、HPの法人向け15.6インチ液晶搭載ノート。法人向けモデルの中で価格重視のHPシリーズに属しています。

HP 250 G7 レビュー

HP 250 G7の主な特徴は次のとおり。

・15.6インチ液晶パネルを搭載
・ビジネスシーンで使うことを想定した落ち着いたデザインを採用
・最小構成価格が3万円台(この記事執筆時点)

15インチ液晶を搭載したコスパ重視のビジネスノートを探している人/企業にオススメです。

ここではHP 250 G7の特徴、スペック等について詳しく解説します。
目次
*ここに記載されているスペック・構成は記事執筆時点のものです。最新情報については必ずHP Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

1)シンプルなデザイン

カラーはダークアッシュシルバー。

ボディは樹脂製です。

落ち着いた雰囲気を醸し出しており、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。

キーボードの周囲もダークアッシュシルバーのカラーリングを採用しており、統一感があります。

表面は織物のような質感に仕上がっており、光が当たった角度によって見え方が異なります。触った感じもちょっとざらざらしており、触り心地がいいですね。しっとりと手になじみます。なので樹脂製ボディにありがちなチープ感はあまりないです。

パームレスト部分も同じ加工が施されています。表面がさらっとした質感のため、手のひらをずっと置いておいてもべとつきにくず、快適です。

標準的な15インチ液晶搭載ノートPCと同じ大きさです。

B5サイズのノートと比べたところ。

厚みは約22.5mmとなっており、標準的な厚さ。

液晶はここまで開くことができます。

重量は1.926kg(実測値)。

15インチ液晶搭載ノートPCとしては標準的な重さです。

脇に抱えて持ってみたところ。

ちょっとの距離を移動するぐらいであれば、さっと持ち上げて持ち歩けます。

2)多彩な構成を用意

HP 250 G7の主なスペックをチェックしてみましょう。
  HP 250 G7
液晶 15.6インチ

HD液晶ディスプレイ(非光沢、1366× 768ドット、220cd/m2、最大1677万色)、LEDバックライト

フルHD 液晶ディスプレイ(非光沢、1920×1080ドット、220cd/m2、最大1677万色)、LEDバックライト

最大解像度 1366×768ドット/
1920×1080ドット
CPU インテル Celeron N4000 (2コア、4MBキャッシュ、 1.10 GHz- 2.60 GHz)

インテルCore i3-7020U(2コア、3MBキャッシュ、 2.30 GHz)

インテル Core i5-8265U(4コア、6MBキャッシュ、 1.60 GHz- 3.90 GHz)

インテル Core i7-8565U(4コア、8MBキャッシュ、 1.80 GHz- 4.60 GHz)
メモリ 4GB/8GB
ストレージ 500GB/1TB HDD 5400RPM
128GB M.2 SSD (SATA-3)
256GB/512GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)
グラフィックス インテルHD/UHDグラフィックス
光学ドライブ DVDライター
外寸(mm) 376 x 246 x 22.5 mm
最小重量(kg) 1.78
CPUにはコストパフォーマンスに優れたインテルCeleronプロセッサに加え、インテルCoreシリーズの第7世代Core i3/第8世代Core i5/i7搭載モデルを選択可能。価格重視ならCeleronを、パフォーマンス重視ならCore i7、バランス重視ならCore i5というようにニーズに合わせて選べます。

ただし、Celeronだとパワー不足を感じることもあると思うので、できるならCoreプロセッサ搭載モデルを選択したいところです。

メモリは4GB/8GB搭載モデルを選べます。Web閲覧/ビジネスアプリの操作といった、比較的負荷の軽いタスクであれば、4GBでも問題ありませんが、性能にこだわるのでれば8GBメモリ搭載モデルの方が、快適な処理が可能だと思います。

ストレージは500GB/1TB HDDのほか、128GB/256GB/512GB SSD搭載モデルを選択可能。性能重視であれば、高速アクセス可能なSSD搭載モデルがオススメです。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択可能。

このスペックだと、動画/画像編集といった、グラフィック処理能力を必要とするタスクはちょっと厳しいでしょうね。Web閲覧/メール/ビジネスアプリ操作/動画再生といった、比較的負荷のかからない一般的なビジネスタスク向けの仕様になっています。
HP 250 G7のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。

CPU:インテルCore i3-7020U(2コア、3MBキャッシュ、 2.30 GHz)
メモリ:8GB
ストレージ:256GB M.2 SSD(PCIe Gen3x4 NVMe)
グラフィックス:インテルHDグラフィックス620

ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークソフトのスコア。高速アクセスできるPCIe NVMe SSDを搭載しているだけあって高いスコアを記録しています。
描画処理能力を測定するため、負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。
画質 解像度 スコア 評価
最高品質 1280×720 3161 快適
標準品質 1920×1080 4470 普通

解像度を抑えめにすれば快適に楽しめるという結果が出ています。

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまで)を計測してみました。

1回目→17.98秒/2回目→17.49秒/3回目→17.66秒

約18秒で起動することが可能。それほど待たされることなく起動します。
動作はきびきびしています。Web閲覧/動画再生といって負荷が軽めのタスクであれば、待たされる感じはなく、サクサク快適に動作します。

3)使い勝手をチェック

HP 250 G7の使い勝手をチェックしてみましょう。
■バッテリ駆動時間は最大12時間を確保しています。15インチ液晶搭載ノートPCなので、外に持ち出して使うシーンは少ないと思いますが、それでもこれだけバッテリが駆動するのであれば、どうしても外で長時間使わなければならないときも安心です。

■機内モードが用意されているので、すぐに通信をシャットダウンしたいときに便利。F12キーでオン・オフの切り替えを行えます。

■HP 250 G7は東京で生産されているため、「Made in Tokyo」のシールが貼り付けられています。日本で生産することで
・高品質な製品の提供
・運送にかかる時間の短縮
・運送時の問題発生率の引き下げ
というメリットがもたらされます。

■スピーカーはキーボードの上部に配置されています。
この位置にあると音が手で遮られることがなく、直接耳に届きます。
音楽を聴いてみましたが、ちょっと高音がシャカシャカする感じはありますが、エントリーノートPC としてなかなかバランスのいい仕上がり。バックグラウンドで音楽を聴くには問題ないレベルだと思います。

同梱されているツールでチューニングしたり、最適なモードを選択したりすることができます。

4)各パーツをチェック

液晶は15.6インチパネルを搭載。タッチパネルは用意されていません。

最大解像度は1366×768ドット/1920×1080ドットパネル搭載モデルを選べます(レビュー機は1920×1080ドット搭載モデルです)。

1920×1080ドットパネルの方が、精細感が高く綺麗に表示されるうえに、広い表示領域を確保できます。15.6インチという大きめの液晶パネルを搭載していることもあり、できれば1920×1080ドットのパネルを選択した方が、生産性は上がると思います。

いずれの解像度でも非光沢タイプパネルを採用。照明などの映り込みが発生しにくいため、角度の調整の手間がかからないほか、長時間見続けても目が疲れにくいと思います。

液晶ちょっと淡い感じで、青が少し強めに出ている印象を受けました。

おそらく、コスト優先のため、TNパネルを液晶を搭載していると思われます。表示の綺麗さではIPSパネルが上ですが、コストがアップするので、低価格モデルの場合、TNパネルを搭載したモデルが多数見られます。

左右から見るとちょっと見づらく感じることもありますが、正面から見ると表示をはっきり確認できます。

あまり左右から画面をのぞき込むことはないと思うのであまり気にしなくてもいいと思います。

映像を見てもそんなに粗さは感じません。十分楽しめました。

液晶上部にWebカメラが配置されています。

キーボード。

個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。

テンキーを搭載しているので、数字を入力したいときに便利です。

キートップはざらざらしているので、滑ることはありません。指のおさまりがすごくいいです。

キーストロークは約1.5-1.7mm。標準的なノートPCと同じです。

キーピッチは約18.7×18.7mm。デスクトップPCで使用するキーボードと同程度のキーピッチを確保しています。

なので窮屈さは感じません。

キーボードに関しては、キーピッチも十分、キーストロークも標準的な深さを確保しており、キートップが滑りにくいので、快適なタイピングが可能だと思います。

タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用しています。

タッチパッドは表面はさらさらしていいて滑りがいいです。反応は良好です。

クリックボタンをクリックした感触はちょっと固め。しっかり押し込めます。クリックボタンの幅もちょうどいい感じで押しやすいです。

キーボードの左上に電源ボタンが配置されています。

右側面部。

写真左(本体手前側)から順に、ステータスライト、メディアカードリーダー、USB 2.0ポート、光学ドライブが配置されています。

ステータスライトは電源ライトとストレージライトの2つが用意されており、電源ライトは電源をオンにしているとき、ストレージライトはストレージにアクセスしているときに点灯します。

光学ドライブのトレイを引き出したところ。

カードリーダーにSDカードを挿入してみました。一番奥まで挿しても4mmほど飛び出します。取り出すときには、SDカードを右方向に引っ張します。

左側面部。

写真左(本体奥側)から順に、電源コネクター、ネットワークポート(RJ45)、HDMIポート、USB 3.1 (Gen 1) ポート×2 、コンボステレオヘッドフォン/マイクジャックが配置されています。

電源コネクターに電源ケーブルを接続してみました。

L型コネクタを採用しているため、あまり左側面部にスペースを取らなくても、ケーブルを接続できるのがわかります。

左右両側面部にあるすべての端子にケーブル・端子類を接続したところ。

HDMI端子を介して4Kテレビと接続してみました。

4K(3840×2160ドット)の解像度で外部出力することが可能です。

前面部の中央には、液晶を開くときに指を引っかけるための取っ手が配置されています。

背面部に端子類は配置されていません。

底面部。中央に通気孔が見えます。継ぎ目はないため、簡単には筐体内部にアクセスできない仕様になっています。バッテリは内蔵タイプです。

5)同梱物をチェック

HP 250 G7の同梱物をチェックしましょう。

ACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタはコンパクトなつくりになっており、片手に収まる大きさです。

厚みはこんな感じ。

電源ケーブル。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は281g。

HP 250 G7には、コンセント部分のみのパーツも同梱されています。

ACアダプタとコンセント部分のみのパーツを合わせた重量は212g。59gの軽量化を実現できます。

セットアップ手順や各パーツ名称を記したペーパーも同梱されています。

まとめ

以上、HP 250 G7の特徴について説明しました。特徴をまとめると次のとおり。

・15.6インチ液晶搭載のスタンダードノート
・1920×1080ドットの液晶パネル搭載モデルを選択可能
・インテルCeleron/Core i3/i5/i7プロセッサ搭載モデルを選択できる
・SSD搭載モデル選択可能
・ビジネス向けの落ち着いたデザイン
・コスパに優れたモデル

価格を重視しつつ大型液晶を搭載したノートPCを探している人にオススメです。

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(更新日:2019年4月7日)