Pavilion dv6-7000の特徴/HP Pavilion dv6-7000レビュー

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Pavilion dv6-7000は、15.6インチ液晶を搭載したスタンダードノート。HPのノートとして液晶が大きいうえに、優れたパフォーマンスを発揮できるため、高い人気を誇ります。

CPUには、最新のインテル第3世代のCore i5/7プロセッサを搭載可能。グラフィックスには、チップセット内蔵タイプに加えて、高性能のカードタイプのNVIDA GeForce 650Mを選択可能。高いグラフィックス処理能力が必要な場合にも対応可能です。

またオプションで32GBのSSDを搭載することで、より高速なアクセスを実現するインテルスマートレスポンステクノロジーに対応することも可能。より高速なデータアクセスが可能です。

重量は約2.5kgあるため、持ち運びはちょっと難しいですね。なのでデスクトップ代替ノートとして使うのがいいと思います。また、ブラックを基調とした上質なデザインを採用しているため、美しいスタイリッシュな仕上がりになっています。

HP Pavilion dv6-7000レビュー

アルミ素材にヘアライン加工とアルマイト処理が施されており、深みのある質感を醸し出しています。
縦に模様が刻み込まれているため、見る角度によって見え方が異なります。すごく高級感がありますね。

模様

細部にまで作り込まれたデザインは見事。持っていて満足感を得ることができます。

Pavilion dv6-7000

天板で手で触ってみた感触も、少しざらついていて心地よいです。指紋や汚れはほとんど気になりません。手にしたときもほどよいグリップ感が得られます。

Pavilion dv6-7000

dv6-7000

キーボード周辺部も、天板と同じようなデザインが施されています。すごく落ち着いた感じです。

雑誌と比較

雑誌と比較してみました。

厚さ比較

最薄部29.4mm、最厚部35mmとなっています。薄くはありませんが、15インチノートとしては標準的な厚さだと思います。

キーボード

キーボードはデスクトップクラスの大きさを確保。長時間操作する場合でもまったく窮屈感はありません。またテンキーも装備されているので、数字を頻繁に入力する場合に重宝します。

キーボード

キーピッチは、デスクトップのキーボードと同じ大きさの約19mmを確保しています。

キーボード2

キーは独立型を採用しているため、誤って隣のキーを打ってしまう可能性は低いです。ちょっとキーストロークが浅めで固い感じ。また、キーの表面がつるつるしていて滑りやすいです。

キーボード操作

キーボードを操作しているところ。窮屈さを感じることなく入力操作を行うことができます。

タッチパッド

タッチパッドは触るとすごくすべすべしますが、思ったところにポインタがピタッと移動するので非常に使いやすいです。クリックボタンの操作感も軽すぎず、重すぎずちょうどいい感じ。

Pavilion dv6-7000液晶

液晶の大きさは15.6インチ。

HP液晶

このdv6-7000では、液晶に光沢加工処理されているグレアパネルを搭載。非常にメリハリのある表現が可能ですが、照明などの映り込みが発生しやすいです。上の写真では映り込みが発生しています。

ただ、光沢加工処理されていないノングレアタイプの液晶も選択することができるので、映り込みが気になる人はノングレアタイプを選択するといいかも。ただし、ノングレア液晶の場合の最大解像度は1920×1080ドットですが、グレアタイプだと1366×768ドットになってしまい、表示領域が狭くなるというデメリットもありますので注意が必要です。

HP液晶

このdv6-7000にはグレアタイプの液晶を搭載しているため、最大解像度は1366×768ドットです。

HP液晶

Yahoo!トップページを表示したところ。液晶の表示は文字のにじみもなく見やすいです。動画を視聴してみましたが、ちょっと鮮明さが足りないかな。個人的にはもう少し精細感があってもいいですね。

持ってみた

Pavilion dv6-7000の重量は約2.5kg。外に持ち出すのはちょっとつらいですが、室内を移動するぐらいなら、まったく問題ないと思います。
バッテリ駆動時間は約6時間となっています。

持ってみた

Pavilion dv6-7000は東京の昭島工場で生産されています。「MADE IN TOKYO」のシールが誇らしげです。

beataudio

dv6-7000のメリットとして、究極まで追求したサウンドを実現するbeatsaudio機能を搭載している点が挙げられます。

beataudio

スピーカーはキーボードの上部に4つ配置されています。目の前から直接耳にサウンドが飛び込んでくるので、すごく迫力があります。
サウンドはちょっとこもった感じ。でも全体的なバランスは悪くないと思います。

beataudio

底面部にトリプルバスリフレックスサブウーファーが配置されており、迫力の重低音と広がりを実現します。音が床にあたって反射するので、すごく広がりのあるサウンドを楽しむことができます。

beataudio

タスクトレイからBeat Audio Control Panelにアクセスできます。
このコントロールを立ち上げると、イコライザが設定されており、自由にサウンドをカスタマイズして、自分好みのサウンドに仕上げることができます。

beataudio

いろいろいじくってみれば、サウンドがすごく変化するのがわかります。

CPU

dv6-7000には、インテル第3世代Core i5、i7プロセッサを搭載できますが、このdv6-7000には、Core i7-3610QM(2.30GHz)を搭載しています。4つのコアを装備しており、ハイパースレッディング・テクノロジーにより、倍の8つのコアとして動作することが可能です。

グラフィックス

グラフィックスには、NVIDA GeForce GT 650Mグラフィックスカードを搭載。2GBの専用メモリを装備しており、高い描画処理能力を発揮します。
またdv6-7000では、ストレージに高速タイプのSSD(160GB)も選択できます。

エクスペリエンス

Pavilion dv6-7000の性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値をチェックしてみました(最高得点7.9)。

グラフィックスが、チップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスの値が反映されていますが、このdv6-7000には、グラフィックカードタイプのNVIDA GeForce GT 650Mが搭載されているため、より高いパフォーマンスを発揮することが予想されます。

またストレージにSSDを搭載しているのでプライマリハードディスクの値も7.4と高め。メモリの値が相対的に低めですが、カスタマイズで大容量のメモリを搭載することが可能です。

dv6-7000

dv6-7000のまとめ

・非常に質感の高いデザインを採用しており、スタイリッシュな仕上がりになっている
・ハイエンドのCPU+大容量メモリ+高性能グラフィック+SSDの組み合わせを選ぶことで高いパフォーマンスを発揮可能。デスクトップ代替機として十分使える
このようにdv6-7000は、高性能+高音質+高グラフィック性能を実現したハイパフォーマンスノートに仕上がっています。最小構成で5万円台と、15インチノートとしては非常にお求めやすい価格を実現しているのもグッド。コストパフォーマンスに優れた高性能ノートをお探しの方にお勧めです。