特徴/HP Pavilion h8-1060jpレビュー

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Pavilion h8-1060jpは、HPの2011年冬モデル。拡張性に優れたミニタワー型の筐体を採用しています。コストパフォーマンスに優れたAMDを搭載できます。直線を基調としたスタイリッシュなデザインを採用しているのも特徴的です。

HP Pavilion h8-1060jpレビュー

HPEシリーズにはh8-1190jp/h8-1180jp/h8-1060jpの3つのモデルが存在しますが、この3つのモデルの大きな違いは搭載できるCPUの種類です。
・h8-1190jpでは、最先端テクノロジーを搭載したインテル Core i7プロセッサの上位モデルを搭載でき、圧倒的なパワーを発揮します。
・h8-1180jpでは、第2世代のインテルCore i5/i7プロセッサを搭載できます。1190jpに比べて、最小構成の価格は安めに設定されています。
・h8-1060jpでは、AMDの新世代プロセッサーAMD Phenom II X6 6コアプロセッサを搭載できます。 AMDプロセッサはコストパフォーマンスに優れているので、より低コストで拡張性に優れたミニタワーを導入したい人に最適です。

h8-1190jp

h8-1060jpの前面部は、他のPavilionデスクトップシリーズと同様、ピアノブラックを基調とした、光沢加工処理されたデザインを採用。非常につややかで、高級感を演出しています。ただし、埃や汚れが目立ちやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

HP

質感が高くて上品な印象です。

端子

上面部の前の方に、イヤホン端子、マイク端子、USB 3.0端子×2が配置されています。また、上面部は少し真ん中がくぼんだ湾曲設計になっているため、ミュージックプレーヤーや携帯電話などを置いておくことができます。

h8-1060jp前面部

h8-1060jpを前から見たところ。一番上には光学ドライブを搭載するためのラックが2つ配置されています。

カードリーダー

その下にあるカバーを下にずらすと、カードリーダーとUSB端子×4が姿を現します。

h8-1060jp背面部

背面部。中段には拡張用スロットが4つ配置されています。
その下には、イヤホン、マイク、スピーカーなどの各種音声入出力端子が配置されています。
さらにその下には、USB 2.0ポート×4、Ethenetポート、IEEE1394ポート、eSATAポート×2、光オーディオ出力端子が配置されています。Ethenetポートはギガビット対応なので、自宅にギガビット環境を構築している場合、高速なデータ送信を実行することができます。また、このh8-1060jpでは、USB端子が、前面部に4つ、上面部に2つ、背面部に4つの計10個搭載されていることになります。これだけの数があれば、USB接続時に困ることはないでしょうね。特に接続しやすい前面部と上面部に多くのUSB端子が配置されているのはうれしいです。

h8-1060jp筐体内部

h8-1060jpは、ミニタワーシャーシを採用しているため、拡張性は十分です。メモリスロット×6、5.25インチベイ×2、3.5インチベイ×2、 PCI Express x16を2スロット、PCI Express x1を1スロット、 PCI Express x4を1 スロットを装備しているため、購入後に拡張する必要が生じても安心です。筐体内部にもネジを外すだけで簡単にアクセスできます。

h8-1060jpレッド・イルミネーション・バー

前面部の中央には、レッド・イルミネーション・バーが配置されており、電源をオンすると赤く点灯します。
黒地に赤なのですごく映えますね。

h8-1060レビュー

h8-1060の性能をチェックするためにWindowsエクスペリエンスインデックスの値(最高得点は7.9)を確認してみました。チェックしたh8-1060の構成は次のとおり。

CPU:AMD Phenom Ⅱ×6 1065T(2.7GHz/6コア)
メモリ:4GB
グラフィックス:AMD Radeon HD 6850(グラフィックカード及びメインメモリと共有し最大2815MBをVRAMとして使用)
HDD:1TB

CPUには、AMDの新世代プロセッサー「AMD Phenom II X6 6コアプロセッサ 1100Tを搭載しているため、7.4と高いスコアを記録。グラフィックスもディスクリートタイプの高性能カードAMD Radeon HD 6850を搭載しており、7.7と高いスコアを記録。処理負荷の高い、動画の編集や3Dゲームも快適に処理することができます。
このh8-1060jpは、コストパフォーマンスに優れた高性能マシンを手に入れたいという方におすすめのデスクトップです。拡張性に優れており、さまざまなオプションも用意されているので、自分の望む構成にカスタマイズすることができます。