Windowsエクスペリエンスインデックスで性能をチェック/HP Pavilion dv6iレビュー

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ここでは、Pavilion dv6iのWindowsエクスペリエンスインデックスの値について見ていきます。

まず、今回貸し出しを受けたPavilion dv6iの構成は次のとおりです。

CPU:インテル Celeron T1600 (1MB L2キャッシュ、1.66GHz、677MHz FSB)
OS:Windows Vista Home Premium
メモリ:2GB
HDD:250GB(5400回転)
液晶:16インチワイドWXGA(1366×768)
グラフィック:モバイルインテルグラフィックスメディアアクセラレータ4500MHD(チップセット内蔵)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
ワイヤレス:内蔵ワイヤレスLAN(802.11a/b/g/n対応)

CPUは、コストパフォーマンスに優れたCeleron T1600。インテルで最も低価格なCPUです。dv6iでは、Celeron以外に、Core2 Duoプロセッサを搭載できます。したがって、より高速な処理を必要とするのならCore2 Duoを搭載するようカスタマイズすることをお勧めします。

動画再生についてですが、このPavilion dv6iでは、オンボード搭載のグラフィックチップが使用されており、カードタイプに比べると性能が落ちますが、DVDや動画を視聴する程度なら、まったく問題ありません。コマ落ちもなく、滑らかな映像を堪能できます。

次に、Pavilion dv6iの性能を評価するため、Windowsエクスペリエンスインデックスの値を測定してみました。

Windowsエクスペリエンスインデックスとは、コンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの構成の機能を測定し、この測定値を基本スコアと呼ばれる数値で表したものです。

この数値が高ければ高いほど、高パフォーマンスであり、負荷の高い処理を高速で行うことが可能です。

HP Pavilion dv6i Windows エクスペリエンス インデックス


基本スコアの見方
4~5:Windows Vista のすべての新機能を完全な機能状態で実行できます。
3:Windows Aero と Windows Vista の多くの新機能を基本レベルで実行できますが、Windows Vista の新しい拡張機能の一部では、その機能性をすべて利用できない場合があります。
1~2:オフィスの生産性向上アプリケーションの実行やインターネットの検索など、最も一般的なコンピューティング タスクを実行するための十分な性能が備わっています。ただし、この基本スコアのコンピュータは一般的に、Windows Aero や Windows Vista で利用可能な高度なマルチメディア エクスペリエンスを実行するための性能は不足しています。


予想したとおり、「グラフィックス」の値が3.2で最も低い値となりました。「ゲーム用グラフィックス」の値も3.6であり、やはりこのPavilion dv6iでは、他の要素に比べて、グラフィックスの性能が劣るようです。

でも、前述したように、動画再生程度であれば、まったく問題なく対応可能です。ただし、3Dゲームを堪能したい、CADに使用したい、動画の編集を快適に行いたいなどという、グラフィック面での操作を重視するのであれば、dv6ではカスタマイズしてグラフィックカードタイプ(ATI Mobility Radeon HD4530)を選択できるので、このカードタイプを選択することをお勧めします。

「グラフィックス」以外の項目では、すべて4以上と高い数値をたたき出しています。

HPノートPavilion dv6iレビュー

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