特徴/HP Pavilion s5450jpレビュー

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Pavilion s5400シリーズは、HPデスクトップ2010年夏モデルのスリムタイプマシンです。HPデスクトップには他にハイパフォーマンスのHPEシリーズと価格重視のp6400シリーズが設定されていますが、こちらは拡張性に優れたミニタワーを採用。したがって、省スペース性を重視したデスクトップを必要とするのなら、このs5400が唯一の選択肢となります。幅はわずか10.5cm。高さも30.8cmしかなく、なるべく設置面積を小さく抑えたい方に最適です。
HP Pavilion s5450jpレビュー
s5400シリーズには、s5430jps5450jpの2つのモデルが存在します。s5430jpとs5450jpの大きな違いは、搭載できるCPUの種類です。s5430jpにはAMDプロセッサを、s5450jpにはインテルプロセッサを搭載できます。一般的にAMDプロセッサの方がコストパフォーマンスに優れていると言われているので、価格重視の方はs5430jpを検討するとよいかもしれません。CPU以外の仕様はほとんど同じです。
前面部はピアノブラックを基調とした、光沢加工処理されたデザインが特徴的。非常につややかで、高級感を醸し出しています。どこにも安っぽさはありません。ただし、光沢加工されていることで見映えはいいのですが、埃は指紋がつきやすいので、気になる人はこまめに掃除する必要があるでしょうね。
s5450jp光沢加工処理
HPのミニタワー型デスクトップm9580jp(一番左)、DELLのミニタワー型Inspiron 580(真ん中)と比較してみると、大きさの差は歴然とします。幅が半分くらいなだけでなく、高さも一番低いです。s5450jpの圧倒的なコンパクトさがわかりますよね。
HP Pavilion s5450jpレビュー
でもスリムタイプマシンだからといって、省スペース性を重視するあまり、パソコンとしての性能が劣っていてはまったく意味がありません。「スリムタイプ=パフォーマンスが低い」と考える人が多いですが、このs5450jpではこの図式は当てはまりません。というのもこのs5450jpでは、CPUにインテルのハイエンドCPUであるCore i7を選択できるため、高い性能を発揮できるからです。一般的にスリムタイプマシンでインテルCore i7を搭載できるモデルはあまり存在しません。同じく直販メーカーであるDELLからはInspiron 580sというスリムタイプマシンが販売されていますが、こちらで選択できるCPUは、Core i7に比べてパフォーマンスに劣るCore i3とCore i5のみ。つまり、s5450jpはスリムタイプマシンとしては似つかわしくないハイパフォーマンスを発揮できます。次の写真の左はInspiron 580s。幅はInspiron 580sの方が若干狭くなっていますが、高さはs5450jpの方が低くなっています。コンパクトさの面でもs5450jpの方が上なのがわかります。
HP Pavilion s5450jpとDELL Inspiron 580sの比較
次にs5450jpのWindowsエクスペリエンスインデックスの値を示します。一番低い値はプライマリハードディスクの5.9。なのでこの値に引っ張られる形で基本スコアは5.9になっていますが、プロセッサ、メモリは7.5という、最高得点に近いスコアを記録。さらにスリムタイプマシンでありながら、オンボードではなくカードタイプのグラフィックを搭載できるため、Web閲覧やメールなどの一般的な用途はもちろん、動画などの高負荷タスクもストレスなく処理することが可能です。実際、DVDの動画を視聴してみましたが、CPUにそれほど負荷をかけることなく、非常に鮮明な映像を堪能することができました。
【HP s5450jp】
HP Pavilion s5450jp Windowsエクスペリエンスインデックス

HPデスクトップPavilion s5450jpレビュー

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